【元気の秘訣】黒酢がもつ驚くべき健康効果とは?

近年の健康ブームやダイエットブームに乗って、様々な健康食材やダイエットメソッドが話題となりましたが、このブームよりも少し前に話題になった「黒酢」を皆さんは覚えていますでしょうか?

とは言うものの、現在も黒酢商品は沢山流通しており、もちろん愛飲している方も少なくないかもしれません。

しかし、「黒酢は健康に良いから」と飲んでいる方は私の周りにも沢山いらっしゃいますが、具体的に何が良いのかまでをしっかりと把握している人は少ないように感じました。

そこで、今回は黒酢が持つ素晴らしい健康効果や栄養素について、詳しくご紹介したいと思います。

黒酢の基本情報

私たちが生きていくうえで欠かすことのない出来ないアミノ酸を豊富に含んでおり、疲労回復や生活習慣病を予防するなどの働きを持つ、健康食材です。

以前までは、普通のお酢と黒酢の明確な線引きがなされておらず、色が黒ければ黒酢という風に販売されていたりもしましたが、現在は「原料として米または米に小麦もしくは大麦を加えたもののみを使用し、酢1ℓにつき180g以上の原料を使用し、かつ、発酵・熟成によって自然に褐色または黒褐色になったもの」という風に黒酢の規格が定められています。

黒酢にアミノ酸が豊富に含まれているというのは前述の通りですが、その中でも必須アミノ酸と呼ばれる「動物の成長や生命維持に必要であるにも関わらず体内で合成されないため、食物から摂取しなければならないアミノ酸」がしっかり入っており、一般的なお酢と比較すると約10倍ものアミノ酸が含まれています。

その他にも、クエン酸などの有機酸、ビタミン・ミネラルなどの健康に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

黒酢の健康効果

黒酢に含まれる栄養素が豊富なのは、前述の説明で十分にご理解頂けたかと思いますので、次に黒酢の健康効果についてご紹介します。

  • 疲労回復効果
    人が疲れを感じる原因は様々ですが、身体的な疲れの原因として「乳酸」の蓄積がありますが、本来であれば乳酸は自然代謝で分解されます。しかし、代謝機能の衰えによって乳酸が体内に蓄積してしまうと、自然代謝では除去できずに疲労を感じるようになってしまいますが、黒酢に豊富に含まれるクエン酸や酢酸には乳酸を分解する働きがあります。また、黒酢に含まれる必須アミノ酸の中には「BCAA」呼ばれるバリン、ロイシン、イソロイシンが含まれており、運動時の持久力を高めたり、疲労を軽減する効果が認められています。
  • 美肌効果
    人間の肌はたんぱく質で形成されますが、そのたんぱく質をさらに細かく分解するとアミノ酸となる訳です。つまり、アミノ酸を豊富に含む黒酢は肌のトラブルを防ぎ、綺麗な肌の形成に役立ちます。具体的には、チロシンやトリプトファンと呼ばれるアミノ酸が成長ホルモンの分泌を促し、チロシンがシミの原因となるメラニン色素の沈着を予防するなど、効率的に作用します。

さいごに

今回は、健康効果が高い食材の一つ、「黒酢」についてご紹介しました。

疲労回復や美肌効果の他にも、生活習慣病を予防したい方や免疫力を高めたい方、普段お酒を多く飲む方など多くの方にお勧めしたい食材です。

スーパーでも簡単に手に入り、そのままでも美味しく飲める商品が多く出ておりますので、是非ともお試しください。

【元気の秘訣】滋養強壮だけじゃない「マカ」の働きとは?

健康に気を使われている方や、情報通の方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、皆さんは「マカ」と呼ばれる食材をご存知でしょうか?

数あるスーパーフードの中でも人気があるマカですが、輸入品として日本に入ってくる段階で既に粉末になっていることがほとんどのため、マカがどういう植物なのかを知らない方も多いかもしれません。

海外では歴史の古いマカですが、日本に渡って50年と比較的歴の浅いこのマカについて、基本的な情報からなぜおすすめ出来るのかまで、詳しくご紹介したいと思います。

マカの基本情報

マカは、南米ペルーのアンデス山脈に自生する植物の一種であり、だいこんやカブと同じアブラナ科の植物で、球根の部分にアミノ酸やミネラルなど多くの栄養を含んでいます。

アンデス山脈は昼の気温は20度・夜の気温はマイナス15度と、赤道直下にありながらも温度差が激しい高地です。高地のために空気が薄く、強い紫外線も降り注ぎ、非常に厳しい環境下であり、マカだけでなく多くの植物にとって繁殖するには過酷な環境と言えるでしょう。

そんな中でも大地からの栄養をしっかりと吸収して成長する植物というだけで、スーパーフードにふさわしいような気がしますね。

マカの栄養素

上記で紹介したような過酷な環境に生息しているにもかかわらず、マカには豊富な栄養素が含まれています。

主成分は炭水化物ですが、根菜類の中でもたんぱく質が豊富な植物です。たんぱく質が多いということはアミノ酸が多いということであり、マカには必須アミノ酸がバランス良く含まれています。

また、マカには食物繊維やビタミン・ミネラル、アントシアニンやサポニンなど、多くの栄養素が含まれています。これらの栄養素を豊富に含んでいるマカは、「アンデスの女王」と呼ばれ滋養強壮や持久力強化に対する効果が期待できる食材として、日本ではサプリメントとして広く流通しています。

マカの健康効果

  • 美肌効果
    マカと聞くと男性のためのサプリメントという風に想像する方も多いかもしれませんが、実は女性にも嬉しい効果として、「美肌効果」があります。マカに含まれる「アルギニン」には成長ホルモンの分泌を促進して老化を防止するという働きがあります。この成長ホルモンは若い時ほど多く分泌され、20歳を境にその分泌量が徐々に減少するとされていますが、マカを摂取することで、その成長ホルモンの分泌を活性化してくれるのです。
  • 動脈硬化を予防する効果
    活性酸素の増加によって引き起こされる動脈硬化ですが、マカには活性酸素によって引き起こされる身体のサビを予防する「抗酸化作用」があり、血管などの老化を防いでくれる働きがあります。血管の老化の予防は動脈硬化だけでなく、その後の血栓などを予防することになり心筋梗塞や脳梗塞の予防にも繋がります。
  • 滋養強壮効果
    皆さんが一番イメージしやすい効果として、この滋養強壮があります。先ほども紹介したアルギニンには成長ホルモンの分泌を促進するだけでなく、精子の形成に必要となる材料になったり、精力を向上させる「グルコシノレート」という成分が含まれています。

さいごに

今回は、普段サプリメントとして広く認知されるスーパーフード、「マカ」についてご紹介しました。

滋養強壮を高めたい方はもちろんですが、美肌効果や動脈硬化を予防する働きは男性だけでなく女性にも嬉しい健康効果であると言えますね。

必須アミノ酸であるトリプトファン摂って、質の良い睡眠を手に入れましょう!

ストレスを感じる毎日、しっかり眠って疲れをとりたいものですね。
疲れをとるにはただ眠るだけでなく、質の良い睡眠が重要であることはご存知ですか。
睡眠の質には寝具に加え、食事、運動、入浴などの生活習慣が関わっています。
今回は食事から睡眠をサポートするポイントをご紹介致します。

睡眠ホルモン・メラトニンをたくさん分泌させる

睡眠の質を高めるために必要なのは、「メラトニン」という睡眠ホルモンです。
メラトニンは、朝目覚めてから約15時間後に脳の松果体から分泌し始め、就寝1~2時間前に上昇し副交感神経を優位にして呼吸や脈拍を安定させ、深部体温(体の内部の温度)を下げて快適な眠りへと導きます。
このメラトニンを分泌させるためには、材料であるセロトニンというホルモンが
朝から昼にかけて十分分泌されていることが必要です。そしてこのセロトニンを分泌させるには、材料であるトリプトファンを摂る必要があります。

質の良い睡眠のための栄養素「トリプトファン」

トリプトファンは必須アミノ酸のひとつであり、なかなか寝付けないという人の悩みを軽減する働きがあります。
トリプトファンが体内に取り込まれると、それが血液に乗って脳内に入り、セロトニンのレベルアップが睡眠を誘発するため、結果的に不眠症の改善に役立てられるわけです。

トリプトファンはどうすれば摂れるの?

トリプトファンは、必須アミノ酸の一種で、魚類・肉類・卵・大豆製品・乳製品などに多く含まれます。必須アミノ酸は体内で作ることができないので、食事やサプリメントでしっかりとりましょう。

終わりに

トリプトファンは、体内では作れない必須アミノ酸のひとつ。肉、魚、豆、種子、ナッツ、豆乳や乳製品など、タンパク質の多い食物に豊富に含まれています。
しかし、必須アミノ酸でありながら、食品に含まれる量も限られています。もしタンパク質を含む食品の摂取量が少ないようであればサプリメントから摂取するのもいいでしょう。清々しい朝を迎えるには、就寝前の上手なサプリメント摂取も効果的です。

【ストレス対策】イライラの原因や解消に役立つGABAとは?

ストレス解消のために皆さんが行っていることは何でしょうか?

運動、休養、睡眠、様々な分野で「ストレス解消」のための対策や知恵がありますが、今回は元パーソナルトレーナーの私が「栄養」の面から日々のストレスの解消に役立つ知識として、「GABA」をご紹介したいと思います。

GABAの基本情報

GABAとは、アミノ酸の一種であり、高いリラックス効果が認められている成分です。正式名称を「γ-アミノ酪酸(gamma aminobutyric acid)」と言い、脳内の興奮を鎮め、心を落ち着かせる働きがあります。

また、血圧降下作用もあることから、高血圧から引き起こされる脳卒中などの予防にも寄与するという報告があります。

このGABAの働きについてですが、近年はコンビニやスーパーでもその存在を簡単に確認することが出来るでしょう。一番身近なもので言えば、「チョコレート」ではないでしょうか。

GABAの主な働き・効果

前項でもある通り、GABAには高い「リラックス効果」があります。興奮状態にある脳は、神経の高ぶりから引き起こされるものですが、その神経に直接働きかけることで興奮を抑えます。

具体的には、運動時に分泌されるようなアドレナリン、日常の生活で感じるストレスに応じて分泌されるコルチゾールに対し、それらの分泌を抑える役割を持っているのです。

また、GABAは睡眠の質にも関わることが分かっています。寝つきが悪い、睡眠が浅いなどの悩みを抱える方の多くが、睡眠前に強いストレスを抱えていることが分かっておりますが、その要因は様々です。ベッドに入ってから携帯で動画等を閲覧することで脳が活性化してしまったり、仕事中にミスをしてしまったことを引きずっていたり、はたまた夕食後に運動をした結果、脳の興奮状態が続いているなどなど…。

そんな睡眠の質を低下させる要因は多種類ありますが、「GABAには興奮状態を抑える」という働きがあるため、睡眠時にも同じように働いてくれるのです。

もう一つ、GABAには高血圧を予防する働きが認められています。

血圧が高い状態が長く続くと、動脈硬化や脳卒中などのリスクが高まることはご存知の方も多いと思いますが、腎臓の働きを促進し、血圧の上昇の要因でもある「塩分」の排出を高める働きがGABAにはあります。

さらに、このGABAの凄いところは、正常血圧の状態では何も起こらず、高血圧状態の時にのみ血圧降下作用が働くという点です。つまり、正常血圧の方がGABAを摂取することで低血圧になるという懸念が無いのです。

GABAを多く含む食品

GABAは機能性表示食品でもあるため、チョコレートなどの市販される商品でしか摂取が出来ないというイメージの方も多いかと思いますが、機能性表示食品である前にアミノ酸ですので、もちろん食材中にも含まれています。

GABAを多く含む食品としては、発芽玄米や漬物、味噌やキムチなどが挙げられるでしょう。

特に発芽玄米は多くのGABAを含んでおり、その量は白米や玄米の数倍です。ご紹介した食品を見る限り、発酵食品にも多く含まれていることが分かるかと思いますが、我々日本人の食生活はGABAを摂取するには最適だと言えますね。

さいごに

今回は、アミノ酸の一種でありながら、機能性表示食品でもある「GABA」についてご紹介しました。メディアの影響もありチョコレートのイメージが強い成分であるため、意外と身近な食材にも含まれていることを見落としがちですが、そんなことはありません。

コストもかからず入手も簡単な食品ばかりですので、この機会に試してみてはいかがでしょうか。

【アルコール】ダイエット中の「適度な量」ってどれくらい?

ダイエットを行う上で、必ず問題になってくるのが「お酒」です。これまで数百人のお客様のダイエットを担当してきましたが、統計的に見ても普段からお酒を飲む習慣がある方と全く飲まない方では、ダイエット時に感じるストレスの違いは明白です。

しかし、ダイエット開始と同時に断酒をすることは、お酒好きの方にとっては死活問題、断酒によるストレスにより、リバウンドするリスクの方が怖かったりもします。

そのような経緯から、パーソナルトレーナーはお客様に対して「適度にお酒も楽しみつつダイエットしましょう」と声をかけるわけですが、ダイエット時におけるお酒の「適度な量」とは一体どのくらいなのでしょうか?

今回は、ダイエット中のお酒の量や種類について、元パーソナルトレーナーの私がご紹介します。

ポイントはカロリー

皆さんは、アルコールにもしっかりとカロリーがあることをご存知でしょうか?意外と勘違いされている方も多いのですが、たとえ「糖質ゼロ」の表記があったとしても、それがお酒である限りカロリーがゼロな訳ではありません。

三大栄養素に挙げられる、たんぱく質・脂質・糖質には、それぞれ1g当たり4kcal・9kcal・4kcalという風にカロリー(熱量)があるのですが、アルコールも1g当たり7kcalとしっかりカロリーが存在します。

また、注意したいのがアルコール度数です。アルコール度数4%のお酒と8%のお酒では、同じ量を飲んだとしてもカロリーが単純計算で2倍となってしまいます。

このカロリーをもとに、1日に摂取するアルコールの量を調整するのがベストと言えるでしょう。

ズバリ!ダイエット中の適量とは○○カロリー

前項でご紹介した通り、お酒に含まれるカロリーを考慮した上で1日に摂取するアルコールの量を設定する訳ですが、先ほどから申し上げている「適量」にはどうしても個人差が生じてしまうため、一概にこれだけと断定することは出来ません。

しかし、そこは元トレーナーですので、皆さんにはある程度の基準となるものをご紹介させて頂きます。

ダイエットを行う上で、食事から必要な栄養素を摂取することは最優先事項となります。ここでは夕食を例に考えますが、あくまでも目安であることをご了承ください。

  • しっかり食事を摂るなら缶ビール0~1本
    食事から必要な栄養素、カロリーが摂取出来ているため、敢えてアルコールから余分なカロリーを摂取する必要はないという考えです。缶ビール1杯のカロリーはおよそ140kcal~150kcalですので、どうしても飲みたい場合はそのカロリー分だけ何かを減らす必要があるでしょう。
  • おつまみ程度なら缶ビール2本
    皆さんは、「お酒で太るのではなく、つまみで太る」という話を聞いたことは無いでしょうか?これは、アルコールが体内に入ることで、通常であれば食事を分解するはずだった機能がストップし、アルコールを分解することに一生懸命になることが原因なのです。ほったらかしにされてしまった食事(ご飯やおかず、おつまみなど)は消化されないまま身体に残り、結果的に脂肪として蓄積されてしまいます。もちろんこちらもカロリーによるところが大きいため、食事とアルコールのカロリーを考慮して摂取する必要がありますね。

まとめ

今回は、ダイエット中におけるアルコールの摂取の仕方について、カロリーなどの基本情報を踏まえながら、ご紹介しました。

目安はあくまでも目安ですので、それを基にご自身で実際に実践してみて、自分だけのデータを集めることこそが一番かと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

【ダイエット】年齢を重ねてから始めるダイエットの基本とは?

私がパーソナルトレーナーとして活動していた頃、50代・60代のお客様とのカウンセリングで、「昔は食べても全然太らなかったのに」「最近お腹の脂肪が気になって」といったような内容のお話を大変よくお聞きします。

この「昔は…」という内容について簡単に説明させて頂きますと、若い頃は比較的基礎代謝量(動いていなくても消費するカロリー)が高く、それでいて活動量も多い、筋肉量もそれなりにある、その上で食事をしっかり摂るので、相乗効果で太りにくい、という状態にありました。

ですが、年齢を重ねることで、基礎代謝量も下がり、活動量も落ち、筋肉量も少なくなる、そんな状態で今まで通り食事を続ければ、どうなるかは一目瞭然ですよね?

これは、プロ野球選手が引退してから徐々に太ってしまうのと似ています。現役時代は毎日練習と試合があるため、活動量も筋肉量も多いが、引退すれば身体を動かす機会も少ない、だけど食べる量は昔と変わらないために、徐々に太ってしまうという訳です。

では、年齢を重ねた状態では絶対に痩せることはできないのでしょうか?

いいえ、そんな訳はありません。適切なアプローチを行えば無理なく健康的にダイエットを成功させることが出来るでしょう。

今回は、そんな50代~60代のかた向けのダイエットのポイントをいくつかご紹介します。

最大の敵は自分

戦を行う上で、最も大事になるのは敵対する相手の情報となる訳ですが、ダイエットにおける敵とは「あなた」です。自分の情報なんて調べなくても分かるとお思いの方もおられるかもしれませんが、皆さんは自分の基礎代謝量や1日の摂取カロリー、消費カロリーを把握していますか?

ダイエットを行う上で、上記にあるような項目を抑えずに皆さんが望む結果を得られるようなことは、まずあり得ません。仮に適当にやったり勘だけで成功した人が居るのであれば、それは単なる「たまたま」か、あなたにそこまで詳しく話していないだけです。

基礎代謝量や摂取カロリー、消費カロリーについては、インターネットで検索すればおおよその数値を知ることが出来ます。この機会に是非とも検索してみましょう。

+1ではなく、-1から始める

先ずは、皆さんが20年前よりも年齢を重ねていること、それに伴い瘦せにくい身体になっていることを自覚する必要があります。

ということは、これまで通りではいけないのです。この時に大事になってくるのは、新しく「何かを始めるのではなく」、「何を我慢できるか」です。

よく、ダイエット宣言と同時にランニングを始める方が大勢おられますが、新しいことを始めるというのは、これまでの生活習慣に新たな刺激(+1)加えるということです。一見新鮮味もあり、良いことのようにも思いますが、実はこれが意外と大変なのです。そのまま習慣化してしまえば良いのですが、せっかく始めたランニングがストレスとなって過食してしまったり、1か月も経たないうちに辞めてしまい、そのままダイエットも終了…というケースは非常に多いです。

ですので、何か新しいことを加えるのではなく、これまでの生活習慣から何か一つを取り除いて(-1)みましょう。

具体的には、食事に関することが最も効果的です。

例えば、毎日続けている間食(お菓子)を我慢してみる、それが辛ければチョコレートだけは我慢してみるであったり、晩酌の際にいつもより1杯だけ少なくしてみる、といったような簡単なもので大丈夫です。

どうですか?これなら出来そうと思えてきませんか?

おわりに

今回は、ダイエットを行う上で大切なポイントについてご紹介しました。

自分を知り、何かをマイナスすることが大事であることが分かりました。ここに一つ付け足すとすれば、「無理をしない」ということです。無理というのはいずれ破綻します。

しかし、少しずつ少しずつ行うことで我慢することを無理と捉えさせず、その我慢になれる頃には、世間の無理があなたの当たり前になっているはずです。

【健康食材】今話題の進化系ヨーグルトについてご紹介!

朝食の一品、食後のデザート、小腹が空いた時のおやつ、様々なシーンで我々日本人の食卓に並ぶ機会の多い食材として、「ヨーグルト」が挙げられるのではないかと思いますが、皆さんは普段から口にされますでしょうか?

健康に関する調査を行えば、「健康に気を遣って食べるようにしている食材」「風邪などの療養食」として、必ず上位にランクインするヨーグルトですが、今年の新型コロナウイルスの拡大によって、その人気は更に高まりを見せています。

長い間、ヨーグルトのメインターゲットは、家族用にヨーグルトを買う主婦層でした。そのため、スーパーには比較的大容量なものや3パック入りの商品が多く並んでいました。

しかし、近年は消費者のライフスタイルや消費ニーズの変化に合わせて、同じヨーグルトでも思考を凝らしたものが多く登場しています。

今回は、様々なシーンで人気なヨーグルトの進化、カテゴリ別にその魅力について、ご紹介させて頂きたいと思います。

高たんぱく低脂質、ヨーグルトの革命児

冒頭でもあったように、これまでのヨーグルトの位置づけは「健康」という分野に依存している傾向が大きかったと言えるでしょう。家族の健康を思う主婦の方々をメインターゲットとしているぐらいですから、異論は無いのではないかと思います。

しかし、近年のダイエットブーム、ひいては東京オリンピック開催に向けて、「ダイエット」の分野でもヨーグルトが注目を浴び始めました。

その立役者となったのが、「ギリシャヨーグルト」です。従来の日本で食べられていたヨーグルトよりも濃密な口当たりで、酸味の強い種類です。基本的にヨーグルトは乳製品ですので、どの種類も比較的高たんぱくなものが多いのですが、ギリシャヨーグルトは従来のヨーグルトと比べても約2倍のたんぱく質、そして脂質は半分以下の量なのです。

このギリシャヨーグルト、元パーソナルトレーナーの私も、ボディビルの大会に向けた減量期には、好んで食べておりました。

ダイエットのプロとも呼ばれる、ボディビルダーやパーソナルトレーナーが好んで食べる程の栄養成分ですので、趣味で運動をしている方や、これからダイエットを始めようとしている方にも、間違いなくおすすめ出来る食材の一つです。

上質感、高級感、究極のグルメヨーグルト

整腸作用の強い従来のヨーグルトを「機能性ヨーグルト」、濃厚で尚且つ高たんぱく低脂質な「ギリシャヨーグルト」と一線を画すのが、「ベルギーヨーグルト」です。

このベルギーヨーグルト、一度食べればその違いと 魅力を皆さんも体感できるのではないかと思うほど、ヨーグルトに嗜好性を求める人にはピッタリハマるであろう、上質感が魅力です。

ヨーグルトが持つ自然な甘みと適度な酸味は、砂糖などの不必要な甘みは加えたくないと思わされるほどです。生クリームにも負けない、シルクのような舌ざわり、是非とも皆さんにも味わって頂きたいですね。

ありそうで無かった、大豆由来のヨーグルト

大豆のヨーグルト?これまでもあったのでは?とお思いの方もおられるかもしれませんが、恐らくそれは「豆乳ヨーグルト」の事を指しているのだと思います。

混同して考えられがちですが、大豆ヨーグルトと豆乳ヨーグルトは全くの別物です。豆乳は大豆を絞って作られるため、製造過程で食物繊維やミネラルを含む「おから」を取り除いてしまいます。

しかし、大豆ヨーグルトは大豆を丸ごと使うため、おからが入っているのが特徴です。

まとめ

今回は、日々進化し続けるヨーグルト中から、3つのヨーグルトをご紹介しました。

どれか1つに絞って食べ続けるのももちろん良いのですが、気分を変えてたまには違う食材にチャレンジしてみるのも良いと思います。

個人的には、「ベルギーヨーグルト」の美味しさを皆さんにも味わって頂きたいなと思います!

【ダイエット】唐辛子はダイエットの味方になるのか。

糖質制限、断食、単品ダイエットなど様々なダイエットが毎年提唱され、流行は廃れていきます。
廃れる理由は「飽きてしまう」「継続が難しい」などでしょう。流行に乗って一時的に痩せても意味がありません。むしろ不健康です。そこで今回、ダイエットのお供になる食材、唐辛子について紹介をしたいと思います。

唐辛子はダイエットに万能な食材?

唐辛子は手軽に使える香辛料であり、辛味が好きな人ならさまざまな料理に入れたいと思うでしょう。
ピリッとした味わいは食欲をそそることもありますが、実は唐辛子の中のカプサイシンという成分には
体温を上昇させ、脂肪を燃焼を促す作用があります。

研究結果で立証!

すでに知っているというひともいるかもしれませんが、
カプサイシンが持つ代謝向上作用は多くの実験によって立証されており、オンライン専門誌【PLOS ONE】により具体的な実験結果が発表されています。
実験によると小さじ4分の1杯のカプサイシンは、唐辛子の辛さを示すコヴィル値3万9千50に相当し、これが一回分の食事に加えられると、減量中で低下していた代謝機能を活性化させる効果が得られるそうです。
また、カプサイシンを振りかけた食事と振りかけない食事を比較したところ、被験者の体内の脂肪酸化率が振りかけた場合の方が高い数値を示したとあります。
この実験結果は唐辛子による脂肪燃焼作用を確定できるほどではありませんが、
少なくともダイエット中の人にとっては、唐辛子を少量、食事に振りかけることは何のマイナスにもならないのではないでしょうか。

停滞した時にこそ

ダイエット中で体重の減少が停滞してしまったようなときに多いに代謝機能を刺激してくれるようなので、そんなときだけでも限定して唐辛子を利用してみるのも悪くなさそうです。

【食べて健康】驚くべきオートミールの栄養素と健康効果!

皆さんは「オートミール」という食材をご存知でしょうか?

ここ数年、健康ブームやダイエットブームに乗って多少は知られるようになったこの食材ですが、まだまだ認知度は低いようです。コーンフレークやグラノーラと混同して考えられがちな食材ですが、オートミールが持つ栄養素、健康効果は聞けば一度は試したくなるほど優秀なものとなております。

今回は、そんなオートミールが持つ秘密について、詳しくご紹介させて頂きたいと思います。

そもそもオートミールってなに?

オートミールとは、オーツ麦を脱穀した後、調理しやすく加工したものを言います。「oats(オーツ麦)」と「meal(食事)」という英単語を掛け合わせて「オートミール」と呼ばれるようになりました。トウモロコシや麦などと同じ穀物類に分類され、グラノーラの原料になることでも知られています。

我々日本人にはあまり馴染みの浅い食材ですが、欧米など海外では白米のように主食として食べられるごくごく一般的な食材の一つですね。

オートミールの栄養素とは?

オートミール100g中の三大栄養素は下記の通りです

  • 糖質(59.7グラム)
  • 食物繊維(9グラム)
  • たんぱく質(3.7グラム)

その他にも、

  • ビオチン
  • ビタミンB群
  • ビタミンE
  • パントテン酸
  • 葉酸
  • マグネシウム
  • リン
  • 亜鉛
  • モリブデン
  • セレン

これだけの栄養素が含まれ、その中でも食物繊維が非常に豊富な食材です。この食物繊維、腸内環境を整える整腸作用で有名ですが、オートミールには100gあたり7.52gもの食物繊維が含まれており、玄米の約3倍、白米のに関しては約22倍も多く含まれています。

オートミールの健康効果とは?

  • 腸内環境を整える
    前項でもご紹介した通り、オートミールには食物繊維が非常に多く含まれています。水に溶ける性質を持つ「水溶性食物繊維」と、水に溶けにくい性質の「不溶性食物繊維」が1:2の理想的なバランスで含まれているため、便秘の予防や改善だけでなく、整腸作用にも大きく貢献してくれます。腸が整えば免疫力も安定するため、健康効果としてはとても嬉しいですね。
  • 血糖値の上昇を抑制してくれる
    こちらも食物繊維が持つ働きとなりますが、豊富な食物繊維は腸内の活動を緩やかにする効果がありあます。腸内での消化・吸収が緩やかになるということは、それだけ血糖値の上昇を緩やかにコントロールできるということです。逆に丼など一気に食べやすいようなもの、ケーキなどの甘いものは食物繊維が少ない為に血糖値が上昇しやすいと言えるでしょう。
  • 貧血を予防する効果
    貧血の予防に欠かすことの出来ない鉄分は、100g中およそ6mg含まれていますが、これは玄米に含まれる鉄分のおよそ2倍に値します。

さいごに

今回は、様々な栄養素が豊富な食材、「オートミール」についてご紹介しました。

食物繊維をピックアップしてご紹介したため、何となく食物繊維が多い食材というイメージを持たれた方も多いかもしれませんが、オートミールが持つ栄養素はまだまだ沢山あります。

味の好き嫌いによる好みは多少分かれるかもしれませんが、是非とも一度はお試し頂きたい食材の一つですね。

【食べて健康】免疫力を維持する調理方法をご紹介!

昨今の新型コロナウイルスの拡大により、人々の「免疫力」に対する意識や関心は格段に高まりました。それに伴い、マスクや消毒はもちろんのこと、食事に対しての意識が変わった方も増えたのではないでしょうか。

皆さんの関心を集める「免疫」ですが、皆さんは免疫が身体のどこに存在しているかをご存知でしょうか?ここ最近よく聞くとして、「腸を整えて免疫力を高めよう!」といものがありますが、ずばりその通りなのです。実は、免疫細胞の70%は腸に存在しています。つまり、腸を健康にすることは、病気などにかかりにくくする一つの手立てとなるでしょう。

今回は、健康維持に欠かせない免疫力を高める(正確には維持する)為の、とっておきの調理方法についてご紹介させて頂きたいと思います。

食材の栄養素を逃がさない、魔法の調理法!

食材を生で食べることは、食材の栄養を余すことなく摂取するための一つの方法です。

しかし、お刺身や生食が可能なお野菜であれば上記の方法は有効な手段となりますが、そうでない食材の方が多いのが実際のところです。

では、そのような食材たちの栄養素を逃がさず、尚且つ様々な食材を摂取するのに最適な調理方法とは?その答えは「スープ」です。

食材の栄養素や成分には、水溶性のものが多くあり、それらは調理の過程で失われるものも少なくありません。茹でたり煮たりすることによって溶け出した栄養素ですが、煮汁ごと摂取することになるスープであれば、それらの栄養素を無駄なく摂取することが出来るのです。

以降、スープのもつメリットについてもう少しご紹介しようと思います。

食べやすい、吸収されやすい

しっかりと煮込むことで、食材からは大事な栄養素が溶け出すだけでなく、その食材自身も「食べやすい」状態となっています。人間は口に食べ物を運んでから幾重にも「消化」を繰り返します。口で行う咀嚼に始まり、唾液の分泌時に行うアミラーゼの活性、胃での消化、腸での分解、このようにして食材を分子レベルまでに細かくし、栄養を吸収している訳ですが、スープで摂取することで、胃や腸に負担をかけることなくスムーズに吸収が行えるのです。

冷温どちらでもOK

日本は四季のある国ですから、季節によって気温が変わります。その都度我々は衣替えをしたり、身体を動かしたり休めたりすることで体温を調節する訳ですが、これを食事でサポートすることも可能です。

寒く冷える日には、温かいスープ、暑く食欲が出ない時には冷たいスープを飲めば、無理なく体温の調整が出来るでしょう。

また、冷製スープには体温を調節する機能だけでなく、汗と一緒に失われる大事な栄養素を食事で一緒に補う役割も担います。正に一石二鳥と言えるでしょう。

料理が苦手な人も安心

料理が苦手な方は、ここまで読んでみたは良いものの、まだ頭の片隅に「でも… 」という言葉が見え隠れしているのではないでしょうか?

ご安心ください、スープは食材を切って、後はお鍋でコトコト煮込むだけです。じっくり煮込むことで食材からは栄養素以外にもお肉やお野菜の旨味がしっかりと出てきます。旨味の多いスープには不必要な味付けは必要ありません。少量の味付けは高血圧などの生活習慣病の予防にも役立ちます。

おわりに

今回は、免疫力を維持するためのとっておきの調理方法についてご紹介しました。

これからの季節、寒い日が続くことになりますので、温かいスープで身体を温めながら、健康に欠かすことの出来ない栄養素をバッチリ摂取して頂きたいですね。