菜にはたくさんの種類があり、野菜を食べることは健康的なイメージが強いですよね。
しかし、実際には野菜によって含まれる栄養が違いますが、どの野菜にどんな栄養が多く含まれているかを詳しく知っている人はあまりいないのではないでしょうか。

そこで今回は安価で栄養価の高い3種類の根菜を紹介したいと思います。

 

■栄養価の高い野菜【根菜】

根菜類とは野菜の根が太く大きく成長するため根っこをメインで食べる野菜のことを言います。根菜類は全般的にでんぷんや食物繊維を多く含んでいます。ボリュームや食べごたえもありますが、糖質が高いため、食べ過ぎには注意が必要です。

それでは栄養価の高い根菜類を見ていきましょう。

 

ニンジン

にんじんは何といってもカロテン(ビタミンA)の含有量が多いことで有名です。このカロテンは免疫力を高めることでがん、心臓病、動脈硬化を予防する働きがあります。
また、加熱することでカロテンが体内に吸収されやすくなるため、サラダよりも炒め物や揚げ物、煮物などに使うと効率よく栄養を摂ることができます。

他にも、カリウム、カルシウム、ビタミンCなどの栄養が豊富に含まれています。

 

大根

大根は消費量の多い野菜の1つでもあり、スーパーなどでも1年中見かけることができますよね。

根菜類としてとりあげた大根ですが、実は根の部分には栄養素が少ないため、「栄養価が低い」と言われてしまうこともあるようです。

しかし、大根には消化酵素と呼ばれる、栄養素を分解して血中へ取りこむ役割を持つ成分が多く含まれており、
でんぷんを分解するアミラーゼ、たんぱく質を分解するプロテアーゼ、脂肪を分解するリパーゼなどが豊富に含まれています。
つまり、栄養価の高い野菜と大根を合わせて食べることで効率よく栄養を体内へ吸収することができるということです。

カルシウムや鉄などのミネラル類も豊富で、特にカルシウムに関しては野菜の中でも含有量が高い野菜です。

 

サツマイモ

さつまいもと言えば野菜の中でも甘味が強く、焼きいもをはじめとして、天ぷら、煮物、スイートポテトなど料理からデザートとしても幅広く使われますよね。

そのようなさつまいもにもビタミンB1や食物繊維といった栄養素が多く含まれています。

ビタミンB1は糖質を分解してエネルギーを生みだす働きがあります。また、ビタミンB1を摂取することで、過去に日本での国民病の1つとされたことのある、ビタミン欠乏症の一つである脚気(かっけ)の予防にもつながります。

食物繊維は腸の働きを活発にしてくれ、便秘解消にも効果があります。

 

まとめ

いかがでしょうか。野菜を食べることは健康を保つための大切なポイントです。

体調を悪くしてしんどい思いをしないために、それぞれの野菜に含まれる栄養を知っておくと、色々な体のトラブルをなくす助けになります。