【健康習慣】1日1本から始める健康バナナ習慣!

空前のダイエットブーム、健康ブームに乗ってありとあらゆるスーパーフードやスーパーフルーツが様々なメディアで紹介されていますが、今、このコロナ渦で「バナナ」が再び注目を集めているのです。

チアシード、ルバーブ、モリンガ、聞いただけではどんなフルーツでどのよう効果が期待できるのかもピンと来ないフルーツに比べ、バナナと聞いてその姿や味を想像できない人はおられますでしょうか?それくらいに知名度も人気もあるこの果物が、改めて「健康に良い」と騒がれているのです。

今回は、そんな誰もが知るバナナの持つ栄養や健康効果について、元パーソナルトレーナーの私が詳しくご紹介したいと思います。

超優秀!バナナの持つ栄養素とは?

高い栄養価や吸収の速さから「アスリート食」としての地位を確立しているバナナですが、アスリートが選ぶ食材ということはそれだけメリットが多いということであり、アスリートの方ほど激しく運動していない我々にも、食べるメリットが沢山あるのです。

主要な栄養素は三大栄養素でもある糖質(炭水化物)ですが、糖質以外にもβーカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、食物繊維(ペクチン)、オリゴ糖など様々な栄養素を豊富に含み、健康を維持する上ではどれも有効的な栄養素と言えるでしょう。

また、このコロナ渦で注目を集めた背景には、バナナが持つ「トリプトファン」という物質の存在が大きく関わっています。必須アミノ酸の一つでもあるトリプトファンは、体内に入ると「セロトニン」という神経伝達物質を形成し、そのセロトニンを材料に「メラトニン」を生成します。このメラトニンは「ハッピーホルモン」とも呼ばれ、精神を安定させたり入眠作用があることで知られています。

そんなセロトニンの原料にもなるトリプトファン、そして合成時に必要になる「ビタミンB₆」の両方を含んでいるのがバナナなのです。

バナナを食べる最適なタイミングは?

これだけ優秀なバナナ、1日を通して常に食べていたいという風にお思いの方もおられるかもしれませんが、そこは注意が必要です。高栄養であるということは、それだけカロリーもしっかりあるということを忘れてはいけません。手軽に食べられるからこそ、食べ過ぎには注意が必要なのです。

バナナに含まれる糖質は果糖という種類であり、吸収が早く即効性のあるエネルギー源です。アスリートの方が練習や試合の前に食べるならまだしも、夕食後特に運動もしない我々が、仮に寝る前にバナナを食べた場合、即効性のあるエネルギーはどうなるのでしょうか?使い道がなく身体に脂肪として蓄えられてしまいますよね。

また、先ほどご紹介したセロトニンの分泌にはある程度の時間を要します。そのため、バナナを食べるタイミングは朝食時がベストではないかと考えます。朝食の定番でもある「ヨーグルト」や「シリアル」との相性も良く、無理なく食べることが出来るでしょう。

パーソナルトレーナーの私が最もオススメする食べ方はプロテインと一緒にスムージーにして飲む食べ方です。甘いプロテインとの相性が非常に良く、バナナから糖質、プロテインからたんぱく質と必要な栄養素を一度に摂取できるスムージーは、1日をエネルギッシュに過ごす一助となるでしょう。

おわりに

今回は、誰もが知るバナナの隠れた才能についてご紹介しました。

1年を通して入手が可能であり、それでいて安価なバナナは皆さんの健康維持の助けとなること間違いなしのフルーツです。是非ともお試し下さい!

不調が続いていませんか?実はそれは栄養不足かもしれません。薬に頼らず、正しい食事で不調は改善します!

最近、寝つきが悪いな、ボーっとする、そんな悩みを抱えていませんか?
なかなか良くならない身体の症状や不調は、もしかすると体の中から起きているかもしれません。
日常生活で意識している人は少ないかと思いますが、
「私たちの身体は、食べたものからできています。」
食べすぎ、過度な食事制限が原因で不調が起きていることが多いと考えられます。

栄養は身体を作るだけでなく、心も整えると言われています。
栄養のもつ力をたくさん知り、健康な日常生活が送れるように活用していただきたいです。

食事を制限することが考えず、「自分に+になる栄養を摂る」
「おいしく楽しく食べて健康に」それが本来の食事だと私は考えます。

栄養が不足してしまうとどうなるの?

例えば、貧血の人は「鉄分を含む食事をしなさい」という指導を受けます。これは鉄が血液を作り、体中に細胞を酸素を運ぶ」という働きの上で、非常に重要な栄養素であるためです。

また、脳は「ブドウ糖」をエネルギー源としています。その他にもタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素は欠かせません。
これらの栄養素が不足すると、脳内の神経伝達物質をうまく作り出すことができなくなり、
疲れや集中力の低下などが起きてしまうのです。

それでは、栄養素ごとに脳内の神経伝達物質との関係を見てみましょう。

・タンパク質
タンパク質が不足すると集中力が低下の原因になる。

脳の活動に必要な神経伝達物質。
タンパク質が不足すると、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質がつくり出せなくなり、集中力の維持ができなくなります。

・ビタミンB群
ビタミンB群が不足すると不眠や集中力低下の原因になる。

脳内で重要な役割を果たしているビタミンB群。
特に、ビタミンB6、葉酸、ナイアシンなどは、セロトニンやドーパミン、ギャバをつくり出すために必要不可欠な栄養素です。
不足すると、セロトニンやドーパミンが減少して不眠に悩まされたり、集中力の低下が現れるようになります。

・ミネラル(鉄)
ミネラルが不足すると疲労感や立ちくらみの原因になる。

セロトニンやドーパミンを作る上で欠かせない栄養素です。
鉄は全身に血液を運ぶ役割を担っているため、不足すると脳内の酸素も不足し、疲労を感じやすくなったり、立ちくらみなどの症状が現れたりします。

・脂質(コレステロール)
脂質が不足するとイライラやストレスの原因になる。

脂質の中でも特にコレステロールは、ストレスに対抗するために分泌されるステロイドホルモンの材料です。不足すると、脳の機能が低下したり、ストレスと原因となりイライラしたりします。

終わりに

様々な不調には栄養素が大きく影響しています。
日々の食事を見直して、全身の倦怠感を吹き飛ばし、健康的な日常生活を手に入れましょう!

 

健康な体を手に入れよう。健康で長生きの秘訣は「健康の3要素」

健康になるには栄養・運動・休養の「健康の3要素」

健康でいたい、だれもが願っていることだと思います。さて、どうすれば健康な体を手に入れられるのでしょうか。
健康づくりのためには、栄養・運動・休養が大切であって、専門的にはこれを「健康の3要素」と呼ばます。
運動は体を動かすこと、休養は睡眠、栄養はバランスよい食事と言うことになります。
日々の暮らしの積み重ねが健康に大きく関わっています。

栄養の原則

何か健康になる魔法のような食べものがあればうれしいですが、そのような都合のよいものはありません。

よくネットや店頭で太らない0㎉や、ビタミン何個分、血糖値の上昇を抑える・・・とか、必ず成功する栄養法といったキャッチフレ-ズを多く見受けますが、これらは過剰な表現になっているものも多く、そのまま信用することは危険な場合もあります。

栄養摂取状態を判断する最小の単位は1日です。日本では3食の食事が良いと言われていますが、これはあくまで目安なので一日の食事ができるタイミングで主食・主菜・副菜を組み合わせて、正しい量の栄養を摂ることが大切です。さらに毎日バランスよくたくさんの食品を組み合わせて食べることが必要です。

日本人の栄養状態

2017年(平成29年)の国民健康・栄養調査の結果によると、肥満者(BMI25以上)の割合は、男性で30.7%、女性で21.9%となっています。一方、やせの者(BMI18.5未満)の割合は、男性4.0%、女性10.3%となっており、女性の20歳代で21.7%となっています。低栄養傾向の65歳以上の割合は16.4%です。10年前と比較すると穀類、野菜、魚介類の摂取量が減少し、肉類が増加する傾向にあります。

一般的な栄養上の注意

  1. 1日に自分のタイミングでバランスの良い栄養を取り入れる。
  2. 適度な運動で、エネルギーを摂取できる幅を作っておく。
  3. 植物由来の油を摂り入れるようにする。
  4. 食塩の摂りすぎに注意をする

【健康習慣】朝のプロテインでエネルギッシュな1日を!

今年は新型コロナウイルスの拡大によって例年とは違った生活をお送りの方が多いのではないでしょうか。仕事がテレワークになり在宅の時間が増えた人も多く、これまでとは違った習慣を強いられている人も少なくないと思います。

このコロナ渦で、改めて「プロテイン」が注目を浴びています。

プロテインと聞くと「スポーツ選手が飲むもの」「自分には必要がない」と考えておられる方がまだまだおられるようですが、全くもってそんなことはありません。

今回はそんな「プロテイン」について、改めて皆さんにご紹介させて頂きたいと思います。

プロテインは「たんぱく質」

たんぱく質」とは、我々人間に限らず動物の皮膚や内臓、筋肉を形成する上で欠かすことの出来ない栄養素であり、主にお肉やお魚、卵や大豆といった食材に多く含まれています。

日本ではたんぱく質という風に呼ばれますが、欧米諸国ではたんぱく質のことを「プロテイン(Protein)」という風に呼びます。

つまり、「プロテイン=たんぱく質」なのです。

しかし、まだまだ誤解が多いプロテイン、サプリメントという位置付けから敬遠される方が多いようです。

なぜプロテインがいいの?

プロテインがたんぱく質であることはご理解頂けたかと思いますが、ではなぜプロテインがこれほどまでに注目を浴びるのでしょうか?

その理由はズバリ、「吸収の速さ」と「手軽さ」です。お肉やお魚にももちろんたんぱく質は豊富に含まれており、それらが1日を通してしっかりと食べられているのであればプロテイを飲む必要はないのかもしれません。

しかし、日本人の多くが1日に必要なたんぱく質を食事から摂取出来ておらず、高齢者ではたんぱく質不足が社会問題として捉えられている程なのです。

例えば仮にプロテイン1杯とステーキ100gで比較した時に、ステーキの場合は

  1. お肉を切る
  2. 味付けをする
  3. お肉を焼く
  4. 100gという量を食べる

という風になりますが、これがプロテインなら

  1. 水と一緒にシェイクする
  2. 水分なので摂りやすい

となる訳です。調理の手間はもちろんのこと、固形物と水分という点からも摂取のしやすさから吸収のスピードまで、プロテインに軍配があるのが一目瞭然ではないでしょうか?

コロナ渦にプロテインが良い理由

冒頭でも触れましたが、コロナウイルスの拡大により在宅時間が増えた方が多くいらっしゃるかと思いますが、在宅時間の増加に伴い「1日の食事回数」が増えた方も多いようです。

これは朝食などの1日3食にプラスして間食の回数が増えたことが関係しているようですが、それに伴い1日の総摂取カロリーまで増えてしまうという側面があります。これがいわゆる「コロナ太り」の原因でもあります。

そんな方にこそおすすめなのが「朝プロテイン」です。

朝食にプロテインのみを摂取することで、1日を通して不足しがちなたんぱく質を補い、尚且つ在宅で摂取カロリーが増えるであろうことを見越して朝食の摂取カロリーを抑えることは、結果的に1日の摂取カロリーを抑えることに役立ちます。

プロテインにはビタミンやミネラルも入っているため、肌のトラブルや自律神経を整える意味でも効果が期待できるでしょう。

おわりに

今回はコロナ渦で改めて注目を集める「プロテイン」についてご紹介しました。

今やスーパーや薬局でも簡単に手に入るようになったプロテインですが、ネット通販を利用すれば家から一歩も出ずとも入手が可能です。

あなた自身、またはご家族の健康のためにも是非とも試してみてはいかがですか?

【ダイエット】ストレス?「やけ食い」の理由と防止策とは?

何歳になってもカッコ良くいたい、美しくありたいというのはごくごく自然なことであり、男性として、 女性としてとても素敵なことだと思います。人によってカッコイイ・美しいの基準は違えど、「引き締まった身体」というのは一つの基準になり得ます。

年齢を重ねれば若い頃に比べて活動量も少なくなり、代謝も悪くなります。引き締まった身体をキープするどころか、先ずはダイエットをして引き締まった身体に戻すところから始めなければいけない人も多いかと思います。

しかし、簡単にダイエットと言ってもそう簡単に上手くはいかないのものです。仕事や家事のストレスからついつい甘いものに手が伸びたり、イライラが原因で暴飲暴食してしまったりと、成功までの過程には、様々な壁が立ちはだかります。

そこで、今回は、ダイエット中に最も脅威となるであろう「やけ食い」について、そのメカニズムから予防にも策まで、元パーソナルトレーナーの私が詳しくご紹介させて頂きます。

感情的摂食を知っていますか?

日本のダイエットの現場ではあまり親しみのない言葉かもしれませんが、いわゆる「やけ食い」や「キレ食い」と呼ばれるものを指しています。

感情的摂食の特徴として、「通常であれば食べないような食品を普段の量以上に食べてしまったり、特別お腹が空いている訳ではないのにも関わらず、気付いたら一袋全て食べていた」などがあります。

これらの多くは「感情」による刺激が原因であり、実は簡単に防ぐことが出来るのです。先ずは感情的摂食に移行するプロセスについて、例を見てみましょう。

  • 毎週通っているスポーツジムのお気に入りのダンスレッスンが当日になって休みになってしまった
  • 仕事中、部下がミスをしたせいで自分が責任を摂る羽目になってしまった
  • 旦那と些細な事で朝から大ゲンカ

これらの例えはどれもマイナス要素・ネガティブ要素の強いものです。これらが原因で過食に走った場合、食べ終わった後に必ず「後悔」がついてまわるでしょう。最悪の場合、1度の過食が原因でそれを辞めることが出来なくなり、結果として負のスパイラルとなってしまいます。

ですが、実は感情的摂食はネガティブな感情だけが原因となる訳ではないのです。同じように例を挙げます。

  • 家族でご飯を食べ、お腹いっぱいになったタイミングでサプライズケーキが出てきた

上記のようなパターンはいかがでしょうか?普段の生活の中で普通に起こり得ますよね?しかし、先ほど紹介したネガティブな感情とは違い、どちらかと言えばプラス要素・ポジティブな感情であることが分かります。この場合、食べた後の罪悪感は少なく、むしろ「明日から頑張ろう!」と言い循環が生まれる場合があります。

つまり、感情的摂食とはポジティブ・ネガティブに関わらず、感情にコントロールされた食事を指すことが分かります。

感情的摂食を防ぐ3つの方法

①一瞬考えるスキルを身に付ける

とても簡単なことです。「なぜ自分はこれを食べようとしているのか」という問いを自分にしてみて、「一瞬」という時間を作り出してください。既に食べ初めてしまった場合でも同様です。これが出来るようになれば、自分をコントロール出来るようになり、本当に必要でない時に食べたくないものを食べてしまう行為や感情を抑えることが出来ます。

②別の選択肢を用意しておく

食べる」以外の方法を予め用意しておきましょう。

最もオススメ出来る方法として、トレーニング(運動)や瞑想、エステやマッサージがあります。また、友人に電話をするというのも効果的ですね。

③こんな時こそ身体に良いものを食べる

感情に任せて食べるジャンクフードやお菓子は、より一層健康を害します。

やけ食いのタイミングで「美味しく栄養価の高い食材」を選ぶ余裕があれば、そこから過食に走ることはそうそうないでしょう。

オススメはフルーツです。出来るだけ新鮮なものを冷蔵庫にストックしておき、過食がなければ、朝食に回してください。

おわりに

本日はあまり聞き慣れない「感情的摂食」についてご紹介しました。

本日ご紹介した過食を予防する対策は、ただ単に知るだけでは意味がありません。実践してこそ意味がありますので、是非とも役に立てて頂ければ幸いです。

【健康食材】今じゃ定番?!粉ミルクを飲むメリットとは?

皆さんが最後に粉ミルクを飲んだのはいつでしょうか?粉ミルクと聞くと、どうしても赤ちゃん向けであったり、子供向けなイメージが先行してしまいがちですが、実は今この粉ミルクがキレイになりたい女性やダイエットに励む女性の中で話題になっているのをご存知ですか?

今や「大人向けの粉ミルク」が商品として販売されており、その腹持ちの良さや栄養価の高さから、愛飲している人が増えているのです。

今回は、子供の頃にしか飲まないと思っていた粉ミルクについて、原料から栄養素、飲むと嬉しいメリットまで詳しくご紹介したいと思います。

そもそも粉ミルクとは?

粉ミルクは牛乳成分を主成分としており、一般的にはその中から有用性のある成分を抽出して作られています。赤ちゃんが飲むものであれば、出来るだけ母乳に含まれる栄養素に近づけられるよう様々な調整がされますが、大人向けの商品の場合は、また違った配合・調整がなされています。

赤ちゃんは基本、母親の母乳もしくは粉ミルクでしか栄養を補給することが出来ないため、比較的高栄養・高カロリーな栄養設計となっている商品が多く、それを大人の我々が飲んだ場合、普段の食事+高栄養粉ミルクでは1日の摂取カロリーがオーバーしやすくなってしまうのです。

そこで開発されたのが大人向けの粉ミルクです。成人の我々が普段意識していても摂取しにくい栄養素を軸に、様々な栄養素が配合された商品が開発・販売されたのです。

粉ミルクの特徴として、原料が牛乳ではあるものの、牛乳とはまた違った風味から牛乳の味や風味が苦手な方でも飲みやすいというメリットがあります。

粉ミルクの栄養素とは?

粉ミルクの栄養素については、各メーカーが出す商品によって数値が変わってくるため、一概にこれというのは難しいのですが、おおよそのイメージはお伝えできるかと思います。

基本的にはたんぱく質も脂質も多く、炭水化物もそれなりに含まれている商品が多いです。

具体的なg数で言うと下記のようになります。

  • たんぱく質:2g~5g
  • 脂質:3g~4g
  • 炭水化物:10g前後

上記の三大栄養素の他にも、ビタミン・ミネラルなど、多くの栄養素が含まれており、中でもラクトフェリン、リノール酸、α-リノレン酸、DHA、中鎖脂肪酸など普段あまり摂取出来ていない栄養素が沢山含まれております。

粉ミルクを飲むメリットとは?

先ほど紹介した栄養素に深く関わってきますが、一番のメリットはやはり「普段摂れない栄養素が簡単に摂れる」というところになります。

リノール酸やリノレン酸はナッツやアボカドなどにも含まれる良質な脂質ですが、ダイエットに嬉しい良質な脂質です。

DHA、中鎖脂肪酸も青魚やココナッツオイルなどに含まれる良質な脂質であり、ダイエットだけでなく、美容効果にも期待が持てる栄養素です。

さいごに

今回は、今ダイエット業界や美容業界でも注目を集める「大人用の粉ミルク」についてご紹介しました。

栄養価や健康効果はもちろんのこと、粉末であることから様々なシーンでも活用が可能な食材・商品となりますので、朝食時のヨーグルトやコーヒーに入れてみたり、間食に飲むなど、是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

タンパク質不足に気をつけよう!タンパク質不足で起こる諸症状は?

忙しいという理由で、つい食事を抜いたり、カップラーメンやコンビニのおにぎり、菓子パンだけで空腹を満たしたりしていませんか?
昔から米などの炭水化物を主食としてきた日本人は炭水化物に偏った食事になりがちです。
これでは、しっかりと食べているつもりでも、タンパク質や脂質などの必要な栄養素が不足した【隠れ栄養失調】の状態になってしまいます。中でも問題なのが、免疫細胞や筋肉、血管の材料となるタンパク質の不足です。

特に近年ではタンパク質の不足から低栄養傾向になる人が増えています。

タンパク質不足のサインとは?

タンパク質不足の大きな要因は食生活の乱れや偏りです。一つでも当てはまれば、あなたはタンパク質が不足しているかもしれません。

  • 忙しくて簡単に食事を済ませてしまう
  • ダイエット中、あまり食べない
  • 運動しても体に変化がない
  • 集中力が続かない
  • 肌にハリやツヤがなくなってきた

一見、関係なさそうな心身トラブルでも、実は食生活の偏りから起きるタンパク質不足が原因となっていることがあります。タンパク質不足のサインを見逃していると、体や心に大きな影響を与えてしまいます。
今回はタンパク質不足が関与すると思われる症状と対策を紹介したいと思います。

タンパク質不足はどんな影響が起きるのか?

タンパク質は筋肉や臓器、細胞まで体内の様々な役割を担っています。
主な特徴は以下です。

  • 筋肉、臓器、皮膚、骨、髪、爪などの体の材料になる
  • 神経伝達物質を構成
  • 免疫機能を高める

タンパク質不足が招く不調のなかでも特に身近に起こりうる「筋肉の減少」「肌や髪のトラブル」
「集中力、思考力の低下」の3点について詳しく見ていきましょう。

なぜ筋肉量が減少してしまうのか?

ダイエットや減量のために低カロリーの食事ばかりしてしまうと、体に必要なエネルギー量を確保できなくなります。そうなるとエネルギー不足による危険を察知して、筋肉を分解することで必要なエネルギーを作りだします。
つまり、必要なエネルギーを補給しないまま活動をしていると、筋肉を分解させる方向に進んでしまうので、筋肉量が減ってしまうのです。

なぜ肌や髪にトラブルが起きるのか?

髪や肌は常に綺麗に保っていたいものです。
特に女性は、肌のハリやツヤ、弾力を維持するコラーゲンを失いたくありませんよね。
しかしコラーゲンもタンパク質から構成されているので、体内のタンパク質が不足してしまうと、コラーゲンそのものが減少してしまいます。
皮膚組織の大部分を占める真皮の材料となっているのもコラーゲンです。
コラーゲンにエラスチンという体の構造を担う構造タンパク質が加わり、肌に弾力を与えると言われています。
また、髪の毛の大部分はケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されています。
ケラチンは20種類あるアミノ酸の種類のうち一部が結合して作られる成分です。
タンパク質不足は枝毛や切れ毛の原因にもつながります。丈夫な髪の毛を作るどころか、薄毛を招く可能性もあるので要注意です。

なぜ集中力が低下してしまうのか?

やる気を出してくれるドーパミンや気持ちをリラックスさせるセロトニンなどの神経伝達物質は、アミノ酸(タンパク質を作る最小成分)からできています。そのためタンパク質が不足すると、神経伝達物質が脳内で普段のように作られず働きも鈍くなってしまいます。
なんだか最近物事がうまくいかない、知らず知らずのうちにぼーっとしていると感じたり、指摘されたりするなら要注意。タンパク質不足による神経伝達物質の鈍化によって、集中力や思考力が低下している可能性があります。
心身の不調はさまざまな要因によって起こりますが、体内のタンパク質不足が原因となって不調を招いていることも考えられます。症状を悪化させないためにも、まずはタンパク質をしっかりと補いましょう。

まとめ

タンパク質は1食1食意識をすればしっかりと補うことができます。
さらに効率的にタンパク質を摂取したいときにはアミノ酸スコアを参考にした食事や
サプリメントを取り入れるなど、ライフスタイルに合わせた効果的な摂取の方法を見つけましょう。

 

【健康食材】もち麦のもつ栄養素と健康効果とは?

近年の健康ブーム、ダイエットブームにより、様々な食材が注目を浴びていますが、その中でも高栄養且つ低カロリーな「もち麦」がホットな食材として注目を集めています。

普段私たちが食べている精白米よりも格段に栄養価が高く、中でも食物繊維が多いことから、健康意識の高い方や美容に気を遣う方々の間で話題の食材となりました。

そこで、今回はそんな健康効果も美容効果にも期待が持てるもち麦について、その栄養素から健康効果まで、白米との比較も併せてご紹介したいと思います。

もち麦の栄養素とは?

もち麦の主要成分は、白米や玄米と同じ「炭水化物(糖質)」となります。

もち麦には、お米と同じく「うるち性」と「もち性」があり、もち性の大麦がもち麦と呼ばれています。おもな栄養の違いは、もち性の大麦の方が水溶性食物繊維(β-グルカン)が5割ほど多く含まれています。

さらに、細かい栄養素を白米と比較すれば、その栄養価の高さは一目瞭然でしょう。

  • タンパク質 約1.6倍
  • 食物繊維 約24倍
  • ビタミンE 約3倍
  • ビタミンB1 約4倍
  • 亜鉛 約2.8倍
  • 鉄 約4倍
  • マグネシウム 約9倍

高たんぱく質な炭水化物

上記にもあるように、もち麦のたんぱく質量は白米の約1.6倍です。100g換算だと約10g前後のたんぱく質となりますが、これは牛肉50g分に匹敵する量であり、スポーツ選手などが好んで食べる高たんぱく食材である卵1個分よりも多い量です。(卵1個あたり約6gのたんぱく質)

炭水化物でこれだけ高たんぱく質な食材は中々珍しいでしょう。

ビタミン・ミネラルが豊富

ビタミン・ミネラル言えば、我々の身体の組織構成や、生理機能の維持・調節などに必要な栄養素ですが、体内ではつくられず食材から補う必要があります。そんな貴重な栄養素がもち麦には豊富に含まれています。上記にもあるようなマグネシウム・鉄・亜鉛などは白米にはほとんど含まれませんが、もち麦であればしっかりと摂取することが可能となります。

もち麦の健康効果とは?

もち麦を継続的に食べることで得られる健康効果は様々です。

  1. 血中コレストロールを下げる
  2. 大腸がんの予防
  3. 胃腸の調子を整える
  4. メタボ予防、ダイエットに効く
  5. 便秘の改善
  6. 美肌効果

上記の他にも、我々の身近なところで言うと、糖尿病などの生活習慣病の予防にも期待が持てるでしょう。高い食物繊維量を誇るもち麦ですので、食事の際に血糖値の上昇を抑えてくれる役割があり、結果的に糖尿病の予防にも働いてくれるのです。

おわりに

今回は大麦の仲間、「もち麦」についてご紹介しました。

普段から白米を食べている方には中々馴染みの少ない食材かもしれませんが、白米を炊く際に少し混ぜたりして調理するなど、取り入れる際の工夫には個人差があるかもしれません。

独特な風味と食感が癖になるという方も多く、実際に私もダイエットの際には積極的に摂取している食材の一つでもあります。

この機会に是非とも試してみはいかがでしょか。

【健康食材】新しいたんぱく質?代替肉について詳しくご紹介!

「牛肉、豚肉、鶏肉、皆さんがお好きなお肉の種類は何ですか?」という問いに対し、近い将来「代替肉」と答えるのが当たり前になる世の中がすぐそこまで来ているようです。

皆さんは代替肉と聞いてピンときますでしょうか?代替肉とは、その名の通り、牛肉や豚肉、鶏肉といった動物の肉を使わず、植物などの別の素材で代替したもの。この代替肉、ベジタリアン(菜食主義者)の拡大や自然環境へ配慮から、近年急速に拡大する最も熱い食材の一つと言えるでしょう。

今回は、我々の生活に必ず定着するであろう「代替肉」について、詳しくご紹介したいと思います。

代替肉を詳しく解説!

冒頭でも少し紹介していますが、実は今のところ公式な定義のようなものは存在しませんが、ざっくりと「味や形状が肉に近い食品」という風に解釈するのが一般的でしょう。

そんな代替肉にも実は大きく分けて2種類のパターンが存在します。

  • 植物ベース
    豆などの植物性たんぱく質をベースに、風味や色付けのためにさまざまな植物由来の成分を添加して本物の肉に近づけた「植物由来の肉」です。現在市販されている多くの商品がこのタイプであり、大豆ミートなどと呼ばれます。
  • 培養肉ベース
    牛や豚、鶏などの動物の幹細胞を培養して作る、「肉由来」の代替肉のことです。こちらは「培養肉」ともよばれ、世界中の企業が研究・開発に力を注いでいます。現状市販はされていません。

代替肉のメリットとは?

大豆ミートをはじめとする代替肉は低カロリー且つ低コレステロールであり、何よりも食物繊維が豊富に含まれています。特に食物繊維に関しては、本来牛肉や豚肉を食べるだけでは摂取が出来ない栄養素になるため、たんぱく質も摂れて正に一石二鳥と言えるでしょう。

また、本来牛肉などのお肉がアレルギーなどが原因で食べれられないという方にも、この代替肉はオススメ出来ます。味や形状がどれだけ似ていても、中身は植物性たんぱく質であり、動物性たんぱく質が一切入っていないというのは、魅力的ですね。

さらに、代替肉は我々の健康だけでなく地球規模で環境への配慮が期待されています。

代替肉のデメリットはあるの?

現状、世界的に流通のされており、大きな健康被害なども報告されていないことから、抜け目はないと思って頂いて大丈夫でしょう。

しかし、筆者自身個人的な意見としては、代替肉を使用したハンバーグと、牛肉を使用したハンバーグでは、絶対に超えることの出来ない壁があるように感じました。大豆特有の匂いを限りなく牛肉に近づけている技術は本当に凄いと思うのですが、牛肉好きには少し厳しい?ような気もします。

おわりに

今回は、今世界が注目しているたんぱく質、「代替肉」についてご紹介しました。

正直言ってメリットばかりの食材ではありますが、味に関してはまだまだ好みが分かれそうな部分もあるかと思います。

この先の技術の進歩により、代替肉が本物の牛肉の味を超える時がくるかもしれないですね。

【あなたは大丈夫?】水と健康の関係性、1日どれだけ飲めばいいの?

人間は仮に1ヶ月間、食べ物をまったく口に出来なかったとしてもその生命力から生きながらえることができますが、たった数日間、水分が摂取出来ないだけで死んでしまうとされています。

冒頭からいきなり物騒な話題でスタートしましたが、皆さんは普段から「水分」を意識して摂取されていますか?多くの方が「喉が乾いたら飲む」程度で考えておられる水分ですが、意識して飲めば嬉しいメリットが沢山あるのです。

今回は、そんな我々の生活に欠かすことの出来ない水分について、ご紹介したいと思います。

水分の働きとは?

およそ60%、新生児では80%が水分で出来ていると言われる我々の身体の中では、いったいどのような働きがあるのでしょうか?

  • 運搬
    酸素や栄養素を身体中に運び、老廃物は体外に排出してくれる。
  • 体温調節
    皮膚への血液の循環を促し、汗を排出することで体温を一定に保ちます。
  • 環境維持
    スムーズな新陳代謝のために、体液の性状を一定に保ってくれます。

上記の環境維持の説明でもあるように、飲料水などでとった水分は、腸から吸収され、血液などの「体液」になって全身をたえず循環しています。体液は我々の生命に関わる様々な役割を果たしてくれています。

水分補給を怠るとどうなるの?

我々人間は、体内の水分が体重のおよそ1%失われると「のどの渇き」を感じます。この時に適切に水分補給が行われなければ軽度の脱水症状が起こり始めます。

体重の2%を失うと不快感や食欲不振、運動能力の低下など、目に見えて身体の不調が分かるようになるでしょう。高温多湿の環境や、運動時、その他下痢や嘔吐などのような病気が原因で水分を排出してしまう時には、いつも以上に適切な水分補給が必要となります。

1日に必要な水分量とは?

1日に必要な水分量を知るには、1日に排出される水分量を知るのが最も効率的であると言えるでしょう。これは、環境やその人の健康状態によって多少の差はあるものの、健康な人であれば排泄される水分と摂取する水分がほぼ同じ量になることが分かっているからです。

成人が1日に排出する水分の合計量はおよそ2.5リットルにもなり、その内訳は尿が1,500ml、糞便が100ml、皮膚及び呼吸から900mlとなります。

つまり、1日にこれだけの水分が体内から排出されているということは、新たに2.5リットルもの新鮮な水分を体内に取り込む必要があるという訳です。

とは言え、2.5リットル全てを飲料水である水分で補う必要はありません。なぜなら、平均的な食事でおよそ1リットル、食べ物を分解してエネルギーを得る際にさらに0.3リットルの水分を摂取できるため、飲料水として摂取すべき量は残りの約 1.2リットルとなります。

おわりに

今回は我々の生活の中でも身近な存在、身近過ぎるが故に軽視されがちな「水分」についてご紹介しました。

非常に重要とは言え、やはりこの水分も一度に大量に摂取してしまうと、体内の塩分濃度が薄まり、最悪の場合死に至る可能性があります。ご注意ください。