【体調管理】意外と知らない?寒暖差による体調不良とは?

1月になり朝晩の冷え込みがどんどん厳しくなりつつありますが、日中は太陽のおかげで暖かいなんて日もありますよね?しかし、せっかく暖かいにもかかわらず何だか体調がすぐれない、いつもよりも疲れている気がすると感じたことはありませんか?その疲労、もしかしたら「寒暖差疲労」が原因かもしれません。

今回は、寒暖差疲労とはどういった疲労なのか、どのような対策が出来るのかについて、詳しくご紹介したいと思います。

寒暖差疲労ってなに?

あまり聞きなれない寒暖差疲労という言葉ですが、言葉の通り寒暖差によって疲労が蓄積されることを言います。我々の身体は普段から「自律神経」によって様々な機能調整がなされているのですが、その機能調整の中の一つに体温があります。

誰もが経験したことのあるもので言うと、真夏の炎天下で汗をかくのは体温を下げて身体を冷やそうとしている反応ですし、真冬の寒い時期にぶるぶると身体が震えるのは身体を温めようとして筋肉を動かす反応などがあります。これらは全て自律神経の管理のもとに起こる現象ですが、寒暖差が激しい環境に身を置くことで上記で紹介したような反応が頻繫に繰り返されることとなります。自律神経の反応が頻繫に起これば、自律神経は次第に疲労し、結果として冒頭でも述べたような「いつもよりも疲れている」といった身体の疲労に繋がる訳です。

上記のような状態が長く続けば自律神経の乱れに繋がり、やがては体調不良を起こしたり、風邪を引きやすくなる、夜なかなか寝付けなくなるなどのリスクを高めることとなります。

寒暖差疲労による健康被害とは?

寒暖差疲労によって起こる症状については、現状悩まれている皆さんにもいくつか心当たりがあるのではないでしょうか。症状には大きく分けて身体に起こる症状と心(精神)に起こる症状の二つがあります。

身体に起こる症状

身体に起こる症状としては、冷え、めまい、頭痛や吐き気、肩こりなどがあります。人によって症状は異なるため、一概に全てが当てはまるものではありませんが、特に冷え、頭痛や肩こりでお悩みの方は多い傾向にあります。

心(精神)に起こる症状

心に起こる症状としては、イライラや気分の落ち込み、食欲の低下や睡眠障害(寝つきが悪い・夜中に何度も目が覚める)などがあります。夏場に食欲がなくなり冷たいものばかり食べてしまう夏場バテがありますが、これも寒暖差疲労の一つです。

寒暖差疲労の原因と対策とは?

特定の地域におけるその日の気温は誰にとっても共通であり、あなただけが特別寒い環境に身を置いている訳ではありません。しかし、同じ環境に身を置きながらもみんながみんな寒暖差疲労になるという訳ではありません。これはどうしてでしょうか?

寒暖差疲労に悩まされる人の特徴として、普段から手足が冷たい人、普段の生活が不規則な人、普段からお酒を頻繁に飲む方、お酒の量が多い方、ストレスを抱えている方などが考えられます。これらに共通するのは先ほどもご紹介した「自律神経の疲労」が考えられます。飲酒や喫煙が自律神経の乱れに影響を与えるのは言うまでもありませんが、1日の過ごし方が非常に大切になります。

また、現代の技術の進歩が寒暖差疲労に拍車をかけているのは間違いないでしょう。今の時期、自宅やオフィスなどの職場は寒くないように空調設備が整っているものかと思いますが、移動の際に電車やバスに乗る方はそのタイミングで「寒暖差」を実感することになります。

普段の生活習慣を見直すことはもちろんですが、時間に余裕のある方は軽い運動をしたりして自律神経を整えるのも良いでしょう。食事の融通が利かないのであれば、プロテインなどの健康補助食品を使うのも効果的な対策です。

新型コロナウイルスの影響もあり、例年以上に自身の健康管理の必要性が高まっていることは間違いありませんので、出来ることから無理のない範囲で始めてみましょう。

【森のバター】アボカドが持つ嬉しい健康効果とは?

森のバター」とも呼ばれるアボカドですが、皆さんはアボカドが持つ栄養素・健康効果についてご存知ですか?普段からよく食べている方が少ない印象のこの食材ですが、アボカドには「老化の防止」、「デトックス作用」、「血液をサラサラにする作用」など様々な健康効果があります。

また、脂肪の燃焼にもよく働いてくれるため、ダイエット中の方にも是非ともオススメしたい食材です。

ただ、果物の中ではかなら高カロリーな部類に入るので、食べ過ぎには注意が必要です。今回は、そんなアボガドの持つ栄養素や、食べるときの注意点についてご紹介します。

アボカドに含まれる栄養素をご紹介!

冒頭でも触れましたが、アボカドは果物の中でも最もカロリーが高いと言っても過言ではありません。しかし、カロリーが高いということはそれだけ栄養価が高いということでもあります。新陳代謝を高めてシミやそばかすを防止し、肌を正常に保つ役割がある「ビタミンE」や、粘膜の正常保持効果がある「ビタミンA」、免疫力の維持や、コラーゲンの生成を促してくれる「ビタミンC」などが豊富に含まれています。

アボカドには、上記で紹介したビタミン以外にも様々な栄養素が含まれています。アボカドの「コエンザイムQ10」には生活習慣病予防や美肌効果があり、「カルシウム」には骨を強くする働きがあります。さらに、あまり知られていない「グルタチオン」という成分には解毒を促進させて肝臓を助ける働きがあるので、飲酒・喫煙で疲れた肝臓を癒す作用も期待できます。

また、アボカドの主成分でもある脂質ですが、揚げ物や牛肉や豚肉などの動物性脂肪とは異なり、リノール酸やオレイン酸、リノレン酸といった「不飽和脂肪酸」が含まれています。これらは身体にメリットの多い「良い脂質」とされているため、過度な摂取によるカロリーの増加を除けばとても優れていると言えるでしょう。不飽和脂肪酸には悪玉コレステロールを抑える働きがあり、コレステロールの吸収が抑えられると血液がサラサラになり、動脈硬化の予防にもつながります。

さらに、アボカドにはデトックス効果も期待できるでしょう。ダイエットを行う上で大事になってくるのが「腸内環境」ですが、アボカド1個にはゴボウ1本分もの豊富な食物繊維が含まれており、食物繊維には腸内の環境を改善する効果があるので、便秘に悩む人にも心強い味方となってくれるでしょう。

食べ過ぎ要注意!

栄養価も高く健康効果も申し分ないアボカドですが、唯一気になるのが「カロリー」です。アボカドは1つ220kcalと、ご飯1杯分くらいのカロリーがあり、高栄養が故に少量でもカロリーが摂れ過ぎてしまうため、量にだけ注意しましょう。いくら身体に良い脂質とは言え、食べ過ぎてカロリーオーバーとなれば肥満の原因にも繋がります。

【アルコール】赤ワインを飲んで美味しく腸活する秘訣とは?

新型コロナウイルスの猛威が未だに続く昨今、個人の体調管理・健康管理はこれまで以上に重要視されるようになっています。そんな中、「免疫力」という言葉をキーワードに様々な食材・食品に注目が集まっていますが、今回ご紹介する「赤ワイン」もその1つの食材であることを皆さんはご存知でしたか?

ワインと聞くと、「アルコールは身体に悪い」や「ダイエット的に見ても良くない」という風に考えておられる方も多いかもしれませんが、正しく摂取すればメリットの方が大きい優秀な食材です。今回はそんな誤解も多い赤ワインの健康効果について、ご紹介したいと思います。

赤ワインに含まれる栄養成分とは?

赤ワインの原料には主に「黒ブドウ」と呼ばれる品種が使用されています。実・果皮・種の全てを一緒に仕込むのが特徴で、ワインの赤色は果皮の「アントシアニン」の成分に由来しています。

このアントシアニンは、ポリフェノールの一種であり、ポリフェノールには強い「抗酸化作用」があり、動脈硬化やがん、老化の予防効果が期待できます。また、「レスベラトロール」という物質には、認知症やアルツハイマー型認知症の予防効果も期待されています。ポリフェノールはブドウの果皮や種子に多く含まれており、ブドウを丸ごと発酵・熟成させる赤ワインは、果皮と種子を除いて発酵させる白ワインに比べて、ポリフェノール量が多いのです。

つまり、ビールなどのその他のアルコール製品と比べても健康効果が高いことは言うまでもないでしょう。

赤ワインの健康効果とは

上項でも少し触れましたが、それ以外にも沢山ある健康効果について、こちらでもご紹介したいと思います。

  • 動脈硬化を予防する
    悪玉コレステロールといわれるLDLコレステロールがあるが、ワインを摂取することでLDLが体内で酸化されにくくなり、動脈硬化を防ぐことが証明されています。
  • 抗酸化作用が強い
    ワインにはアントシアニンやタンニン、カテキン、レスベラトロールなど何種類ものポリフェノールが含まれるため、強力な抗酸化作用があります。抗酸化作用はアンチエイジングにも期待が出来るため、冷え性対策、美容効果にも効果があるでしょう。
  • 脳機能の改善に役立つ
    上項でも触れたように、ワインに含まれるポリフェノールが、脳の神経細胞を保護・脳機能を改善し、認知症などの症状に対して有効に働くことが分かっています。

赤ワインの理想的な飲み方

健康効果の高い赤ワインですが、そこだけを切り取って何杯も飲むのはいけません。赤ワインの効果を高めるには、無理せずたしなむ程度に飲むことが大切と言えるでしょう。

まず1日に飲むワインの適量は、グラス2杯が目安とされています。これは、厚生労働省が提唱している「1日の適度な飲酒は、純アルコールで20g程度」というガイドラインに則したものです。飲み過ぎは健康によくないだけでなく、アルコール依存症などのリスクを高めてしまいます。お酒が苦手な方、あまり好きではない方は無理して摂取する必要はありません。料理と併せて楽しむ程度が理想的です。

また、1日に20gとありますが、何も毎日飲む必要はありません。週に2~3日はアルコールを摂取しない日を設けたり、21時以降の飲酒は睡眠の質を下げる恐れがあるので控えるなどの配慮が必要ですね。

おわりに

今回は「赤ワイン」に関する健康効果についてご紹介しました。アルコールで一括りにされて悪いイメージばかりが先行しがちな食品ですが、正しく摂取すれば嬉しい健康効果もあることが分かりましたね。ダイエットをする方も、1日1杯程度であればメリットの方が大きいので、無理のない範囲で試してみてはいかがでしょうか?

【高血圧】塩を摂ることのメリット・デメリットについて

世界に誇ることができる、世界から認められるものの中に「和食」があります。我々日本人にとっては馴染みの深いものであり、特別意識することもないかもしれませんが、世界的にみれば大変ヘルシーな食事として高い評価を集めています。

しかし、和食が注目を集める一方で、我々日本人が慣れ親しんできた食材の中には塩分が非常に多いものも沢山存在するということをご存知でしょうか?醬油や味噌、漬け物を始め、一見カロリーが低くても実は塩分濃度が高く、高血圧などの肥満とは違った角度からのリスクがあることを知っておかないといけません。

本日は、そんな「塩分」にまつわる健康についてのお話をご紹介したいと思います。

身体の中での塩分の働き

塩分は我々の身体に対して、様々な面で働いてくれています。

神経や筋肉の働きをサポート

私たちが日常生活や運動時に身体を動かす時、脳からの命令が電気信号として神経細胞を伝わっていきます。この電気信号を伝えるためになくてはならないのが、塩の成分でもある「ナトリウムイオン」です。これが不足すると伝達がうまくいかなくなり、体調不良などを引き起こします。夏の暑い日にスポーツなどの激しい運動をすると足をつる方がおられますが、これは汗をかいた結果、身体のナトリウムが極端に不足したために引き起こされます。

細胞を正常に保つサポート

塩は、私たちの身体の中の様々な体液(血液・消化液・リンパ液)に、「イオン」の状態で溶けています。そして、細胞の内と外との体液の圧力(浸透圧)を調整を調整することで、バランスを一定に保ってくれているのです。実はこのバランスがとても重要であり、どちらに傾いても、栄養を体内に取り込めなくなってしまったり、循環不全、血圧低下、脱水症状、ショック症状や立ちくらみ、むくみなど様々な症状に繋がるリスクがあります。

塩の摂り過ぎによるデメリット

高血圧と診断される人の95%は「本態性高血圧」といって、原因不明の高血圧です。本態性高血圧の原因は、塩分(特にナトリウム)の過剰摂取がその一つとされておりますが、他にも、肥満、飲酒、その他の生活習慣要因、遺伝的体質など、様々な要因が考えられています。

ナトリウムの過剰摂取による高血圧により、心血管病、脳卒中、心筋梗塞あるいは慢性腎疾患となるリスクが増加すると考えられており、外食やコンビニエンスストアなどで食事を済ませる方は、自炊によって食事を済ませる方に比べても塩分の摂取量は多いとされています。

しかし、過度の減塩(1日当たり3g以下)は健康障害を引き起こすという疫学的研究があります。これは先ほどの章でも述べたような塩分の働きが低くなる事に起因していますが、冒頭でも紹介したような味噌や醬油などの比較的高塩分な食材に普段から慣れ親しんでいる日本人の場合、普段の生活から「薄味」を心掛けるのが好ましいと言えるでしょう。

おわりに

今回は「塩分」に関する健康上のメリット・デメリットについてご紹介しました。

過剰摂取とともに過度の減塩も健康障害をもたらす場合があることに留意しながら、日々の生活の中で意識していただければと思います。

【習慣】1月7日に七草粥を食べて健康に過ごそう!

日本では古くから、1月7日のこの時期に「七草粥」を食べる習慣がありますが、皆さん今年は既に食べられましたか?今回は七草粥の由来や健康効果についてご紹介したいと思いますが、知れば1月7日に限らず、定期的に食べたいと思う嬉しいメリットが沢山あるかと思います。

そもそも七草粥とは?

七草粥を食べる習慣があることはご存知の方も多いかと思いますが、「なぜ1月7日なのか」と聞かれると首を傾げてしまいますよね。そもそも1月7日は「桃の節句」と呼ばれており、「五節の節句」の中では最も早く訪れる「人日(じんじつ)」の節句になります。古代中国に期限を持つ七草粥ですが、当時は無病息災を祈る意味も込めて、占いの時に野菜を入れたお吸い物を食べる習慣がありました。

日本に伝わったのは平安時代初期の頃とされており、お米、アワ、キビ、ヒエ、ミノ、ゴマ、アズキなどの「七殻」を入れたものが伝わりましたが、いつの間にか殻類から七草に代わり、邪気を払う縁起物として今でもこうして食べられています。

ちなみに、七草粥の七草とは芹(セリ)、薺(ナズナ)、御形(ゴギョウ)、繁縷(ハコベラ)、仏座(ホトケノザ)、菘(スズナ)、蘿蔔(スズシロ)の7種類で、今の時期にはスーパーなどでこれらがセットになって売っています。

しかし、いくら邪気を払うからといっても、それだけの理由で約1,000年もの間食べられ続けるとは思い難いですよね?ところが、七草粥に含まれる栄養素や健康効果を調べたところ、古くから現代まで食べられ続けても納得の効果が分かったのです。

七草粥に含まれる栄養素とは?

はるか昔の人々が科学的に七草粥を研究・分析していたとは到底考えにくいものですが、これら七草に含まれる成分は今の時期に特に必要な栄養素をバランス良く含んでおり、偶然にしてはビックリするほど良く出来ているのです。以下に七草の健康効果についてまとめました。

栄養成分 健康効果
セリ 風邪の予防/疲労回復/貧血予防
ナズナ 風邪の予防/食欲増進
ゴギョウ 咳やのどの痛みの緩和
ハコベラ 利尿作用/浮腫みの緩和
ホトケノザ 解熱作用/高血圧の予防
スズナ しみ・そばかす予防/貧血予防
スズシロ 二日酔いの予防/咳やのどの痛みの緩和

表を見ていただくと分かるように、セリやナズナには免疫力を維持して風邪などのウイルスや細菌から身体を守る作用があるビタミンAや疲労回復に作用するビタミンBが含まれています。スズナやスズシロには粘膜を保護したり、肌のトラブルにも役立つビタミンCが含まれているので美肌効果も期待できるでしょう。

おわりに

本日はこの時期に是非とも食べて頂きたい「七草粥」についてご紹介しました。

確かに気温も低く乾燥しやすいこの時期は体調管理も難しく、お肌も荒れることが多いと言えるでしょう。そんな時にこそ、先人たちの知恵を借りて楽しく、美味しく予防してみるのも一つ、いいのかもしれませんね。

【頭痛】低気圧によるつらい症状にお悩みの方必見!

皆さんは「低気圧女子」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?低気圧が近づくことで頭痛やめまい、むくみなど、いわゆる気象病や天気痛が現れる女性のこと指し、このような症状で悩んでおられる方が実は相当数いらっしゃるようなのです。

どうやら低気圧に原因がありそうではありますが、気象病にはどのような特徴があり、どうすれば症状が改善するのか、詳しくご紹介したいと思います。

どうして女性に多いのか?

低気圧女子と名前が付く背景には、スイーツ女子やカープ女子といったポジティブなものがある訳ではなく、単に男性に比べて女性の方が同症状に悩まされている方が多いことが理由です。と言うのも、女性は男性に比べて筋肉量が少ないうえに薄着をすることが多く、冷え性な上に肩こりや首こりが多いという特徴があります。

また、女性特有のPMS(月経前症候群)では偏頭痛、イライラや不安感といった精神的な症状も多く、年齢を重ねれば更年期障害など様々な症状が現れます。こういった特有の症状が気圧や気温の変化で何倍もきつくなったり、時には治まったりしているのです。

症状を改善するカギは体温にあった!

「気圧が下がって天気が崩れるでしょう」「前日に比べて大きく気温が下がります」このような言葉を気象予報士の方がよく口にしているのを耳にしたことはないでしょうか?これらは気象の変化で症状が悪化する気象病の典型的な特徴であり、他にも「乾燥注意報が出るほど湿度が低くなる」などが挙げられます。

気象病はそう簡単に治せるものでもなく、人によって症状の度合いも様々です。ですが、上記のような気象情報は事前に知ることができるため、完治は難しくとも症状を限りなく軽減することは可能です。

1年の中で気象病の症状が重くなるのは身体が冷えやすい秋から冬にかけてとされていますが、この時期は出来るだけ毎晩お風呂に浸かると良いでしょう。ぬるめのお湯(40℃前後)に10~15分程浸かり、身体を温めてから就寝しましょう。

また、手首・足首・胸首の3つの首を冷やさないようにするのもポイントです。この3つの首は動脈が体表近くを通っているため、ここを冷やしてしまうと体温が低下しやすくなてしまいます。

おわりに

今回は「低気圧女子」に代表される気象病について、その特徴や改善方法についてご紹介しました。今回は女性目線でまとめさせていただきましたが、もちろん気象病の症状は男性にも見られます。

人によって症状の程度が違うため、きつく感じる人もいれば、あまり気にならないという人もいるでしょう。しかし、自身で簡単に解決できないときは出来るだけ早く最寄りのお医者さんに診てもらうことをおすすめします。

【旬の食材】1月が旬のほうれん草に含まれる栄養素とは?

ほうれん草の基本情報

ほうれん草はヒユ科の緑黄色野菜です。原産地はペルシャ(現在はイラン)で、中国語でペルシャを「ほうれん」と呼んでいたことが、日本語名の由来です。品種が多く、原産地のペルシャから伝えられたルートにより、大きく東洋種と西洋種の2種類に分けられます。伝えられたそれぞれの土地や環境、親しまれ方などが影響し、幅広く種類が増えました。

  • 東洋種
    ペルシャから中国方面に伝えられた品種で、日本にもこの品種が伝えられました。深い切れ込みを持つ葉は、薄くて柔らかく、根が赤いという特徴があります。アクであるシュウ酸が少なく、葉ざわりも良いことで知られます。
  • 西洋種
    ペルシャからヨーロッパへ伝えられたとされている品種です。葉は肉厚で丸みがあり強いアクを持ちますが、トウ立ちと言って花茎が伸びにくいため味が落ちにくいといった特徴があります。
  • 交配種
    東洋種と西洋種の特性を生かして交配されたもので、丈夫で育てやすく、えぐ味が少ないため食べやすい品種です。
  • サラダほうれん草
    アクが少ないため、水洗いするだけですぐに食べることができます。葉の色は薄く、細く柔らかい触感をもつ茎が特徴的です。
  • ちぢみほうれん草
    寒気にあてて生育させる「寒じめ」と呼ばれる栽培方法で育てられることにより、強い甘みと厚い葉を持っています。葉の表面にしわが入り、縮れたように見える品種です。

ほうれん草に含まれる栄養成分と健康効果

ほうれん草には、「β-カロテン」や「ビタミンB群」、「ビタミンC」が豊富に含まれており、のどの粘膜の生成を助け、細菌感染を防ぐ働きを持つとして、風邪の予防に最適であるといわれています。ビタミンCの含有量はレモンの2倍もあり、鉄や葉酸も豊富に含んでいます。

また、ほうれん草は鉄分が多い野菜として有名ですが、実際に体内で吸収される量は2~5%と非常に少なく、この鉄を効率よく吸収するには動物性たんぱく質と呼ばれるお肉やお魚、卵など一緒に摂取するのが良いでしょう。

貧血予防に役立つ!

貧血を予防するには、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの量を維持する必要がある訳ですが、ほうれん草にはヘモグロビンの材料となる鉄だけでなく、鉄の吸収を高めるビタミンCや、鉄と協力してヘモグロビンを形成する葉酸も豊富に含んでいるため、貧血の予防に関しては適任の野菜と言えるでしょう。

高血圧予防に役立つ!

塩分の高い食事を続けていると、血中のナトリウム濃度が高まって体内で水分の移動が正常に行われなくなり、高血圧を招いてしまいます。ほうれん草に含まれるカリウムには、余分なナトリウムを体外に排出する働きがあるため、血圧を下げ高血圧を予防する効果が期待できます。

免疫力維持に役立つ!

ほうれん草に含まれているビタミンCやビタミンEには、免疫力を維持する働きがあるだけでなく、体内でβカロテンから変換されたビタミンAには喉の粘膜を強くするという働きがありあます。風邪を引きやすい今の時期、是非とも食べたい食材です。

【免疫力】サウナに入ると風邪を引きにくくなる理由とは?

「日本は今、空前のサウナブームです」と言われても、「確かに」と納得されるのは現在サウナに通われている方か、昔からのサウナ愛好家の方ぐらいかもしれません。

しかし、実際に著名な方や芸能人の方でサウナ愛好家であるということを公言している方も非常に多く、そこまで関心のない方々が興味をもつきっかけになっているのが事実です。

ですが、ただ単にサウナが好きというだけでこんなにも広まりをみせるとは到底思えません。そこで、本日はサウナに隠された驚きの健康効果についてまとめましたので、ご紹介させてください。

サウナに入るだけで風邪を予防できる!

少し前の研究になりますが、1990年にオーストリアのウィーン大学が、サウナと感染症にまつわるユニークな論文を発表しました。50人の対象者を25人ずつの2グループに分け、25人は週に2回以上サウナに入るグループ、残りの25人はサウナに全く入らないグループとして、両グループの風邪の罹患率を半年間にわたって調査したというものです。

すると、サウナに入る人はそうでない人に比べて、約50%も風邪にかかる率が低かったそう。さらに、前半の3ヵ月間は、両者が風邪を引く確率はあまり変わりませんでしたが、後半の3ヵ月間では大きな差が現れました。サウナに入ることで一時的ではありますが体温が上昇し、免疫力を維持することができるにです。

これは、「温熱効果」によるもので、体が温まり、全身の血管が拡がることで、血液の流れがとても良くなります。血液の流れが良くなると、疲労回復につながります。また、サウナはお風呂と比べ、水圧がかからず、温熱効果だけを得られるのが利点です。

サウナのメリットは美容面でも!

温熱効果によって体温が上がり、血流が促進されることは上記でもご紹介しましたが、血流が良くなることで胃腸の働きも活発になります。胃腸の働きが良いと、当然食欲も高まります。血流は栄養を届ける役目と老廃物を排出する役目があるので、食事で得た栄養を身体中に届け、不要なものを排出するため、お通じがとても良くなります。

ここまでくれば、勘の良い方なら既にお分かりになられるかもしれませんが、お通じが良くなるということは腸内環境が整うということであり、腸内環境が整えば自ずと肌や髪の毛の状態も良くなります。

身体面だけじゃない!精神的にも癒される

これは、今ある悩みや不安の根本から解決できるという訳ではありませんが、血流が促進されることで全身の筋肉の緊張がほぐれたり、緊張している時に胸がドキドキするような動悸を和らげる役割があります。不安でドキドキした状態で考え事をしても、あまりいい方向には向かなさそうなイメージがありますが、リラックスした状態であれば少なくとも前者の状態よりは前向きに物事を考えられそうですよね。

まとめ

今回はサウナに入ることで得られるメリットについてご紹介しました。健康面・美容面・精神面といったように多方面から期待が持てるため、人気が出るのも頷けるような気がしますね。人によっては苦手な方もおられるかと思いますので、決して無理はせず気持の良い範囲で入浴頂ければと思います。

【不眠】ぐっすり眠ない人が今すぐやめるべき習慣とは

なかなか寝付けない、ぐっすり眠れない、朝起きた時にスッキリしない、睡眠に関する悩みや不満はいつの時代も尽きないものです。仮に年齢や体質が原因であったとしても、今の症状が少しでも改善するのであればどうにかしたいと思いますよね。

しかし、あなたの睡眠を心地よいものにしない原因は、年齢や体質だけではないかもしれません。普段から特に意識せず行っている「習慣」が、鍵かもしれないのです。

今すぐやめたい4つの習慣!

睡眠の質を左右する主な要因は、そのほとんどが寝るまでの行動に影響を受けていると考えて良いでしょう。今回はその中でも代表的なNG習慣をいくつかご紹介したいと思います。

①寝る前のスマホチェック

現代人はスマホに憑りつかれている」と言われる程にスマホに依存していますが、そのスマホが睡眠の質に大きな影響を与えているのを皆さんはご存知でしょうか?これはスマホの画面から発せられる光が原因となっていますが、加えて動画の視聴やゲームをすることにより大脳が活性化、より一層寝つきが悪くなるという悪循環に繋がります。

スマホやテレビの視聴は寝る前30分までにしていただき、出来るだけ部屋を暗くした状態で眠りにつくことが望ましいですね。

②寝る前の喫煙やカフェインの摂取

喫煙は一種のリラックス効果があるという風に感じている方も多いかもしれませんが、実はそうではありません。喫煙によって得られる最大の効果は「覚醒」であり、それと同時に快感情が生じて気分が落ち着くのです。

カフェインについても同様に覚醒作用が非常に強いため、寝る前の摂取はオススメ出来ません。カフェインの覚醒作用は4時間以上持続するだけでなく、カフェインはコーヒーや紅茶だけでなく、コーラなどのソフトドリンクや栄養ドリンク、チョコレートにも含まれています。また、カフェインには利尿作用もあるので、夜中にトイレに起きる回数を増やします。

③外出自粛による運動不足

新型コロナウイルスの影響もあり、これまでのように自由に外出することが難しくなったため、自宅で巣ごもりをしている方が多くいらっしゃるかと思います。シンプルに考えると、人や動物は疲れるから寝るのであって、疲れていなければ眠くもならないのです。

さらに、運動不足だけでなく日光を浴びる時間の減少も睡眠の質と深く関わっています。とは言え、現在のような時期に積極的に外出して運動…という訳にはいきません。ですが、限られた中でもできることはあります。日中や夕食後に自宅でできるような簡単なエクササイズを実施してみたり、朝は出来るだけ日当たりの良い場所で朝食を摂るなど、できる範囲で工夫をしてみましょう。

④夕方のうたた寝

バタバタしたお昼が終わり、やっと一息つける時間帯が夕方かもしれませんが、そのタイミングでの睡眠は夜の睡眠に影響を与えてしまいます。

しかし、お昼寝が睡眠の質に良い影響を与えるという話を耳にしたことがある方も中にはおられるのではないでしょうか?これは間違いではありません。大事なのは、「時間」です。うたた寝をする場合は、お昼から15時までの間で15分~30分程度と短い時間に抑えましょう。

おわりに

今回は「睡眠の質」に関する情報を4つご紹介しました。本日ご紹介したものは、どれも習慣として皆さんの生活に深く結びついているものが多いため、そう簡単に改善するのは難しいかもしれません。

しかし、どれか1つでも良いので少しずつ良い習慣に変えていけるように努力したいですね。

【正月太り】食べ過ぎによる体重の増加にストップをかけよう!

年末年始はお家でゆっくり過ごす方も多く、普段仕事や家事で身体を動かす方もお正月くらいはゆっくりされるのではないでしょうか?2020年は新型コロナウイルスの影響もあり、「自粛太り」というワードも生まれるほどでしたが、「正月太り」もそれと同じくらいに深刻な悩みとなっているようです。

家にいる時間が長くなる分身体を動かさない時間が増え、結果的に口が寂しくなり、そこまでお腹が空いている訳ではないのにも関わらずついつい何かを食べてしまうお正月ですが、そこは一つのイベントとしてしっかり割り切り、メリハリをつけていきたいものですね。

今回は元パーソナルトレーナーの私が、正月太りで悩んでおられる皆さんのために、とっておきのダイエット術をご紹介したいと思います。

戦に勝つには相手をしっかり知るべし!

古来、戦国時代における戦いにおいて、敵の情報を知ることは何よりも大事なこととされており、戦に勝つうえでは欠かすことの出来ない重要な事柄でした。そして現在、皆さんが戦う相手はズバリ「自分自身」と言えるのではないでしょうか。正確には、「お正月に食べては寝てを繰り返して太ってしまった自分」です。つまり、相手を知るとは自分を知るということなのです。

さて、自分を知るとは言ってもやることは非常にシンプルでして、やることは2つです。

  1. 体重計に乗ろう
    「レコーディング・ダイエット」というものをご存知でしょうか?アメリカのとある学者さんが考えたダイエットであり、ただ毎日ひたすら体重計に乗り、自分の体重を把握するというものです。それだけ?という声が聞こえてきそうですが、今朝の自分の体重が一体どれくらいなのかを把握している方はそう多くはありません。と同時に、自身の体重を把握していない方で、自身の健康を管理できている方もそう多くはないのです。昨日食べた料理で自分の体重がどのように変化するのかを知るということは、ダイエットを成功させる上では基本中の基本です。
  2. 写真を撮ろう
    自身の身体を鏡に写し、それを撮影するだけで構いません。自分の身体を知るうえで、これほど簡単なものはありません。しかし、1週間に1回や1か月に1回といった具合で定期的に撮影することで、自身のダイエットの進捗を体重などの数値以外から感じ取ることができるため、非常にオススメです。実際、私もお客様の身体を月に1度は必ず撮影・比較し、どこら辺が変わったか、次の1か月ではどのようにしていくかなどを説明する際に使用していました。

たんぱく質を意識した食事を心がける!

ダイエットを行う上で大事になるのが「食事」ですが、その中でも皆さんには特にたんぱく質を意識していただければなと思います。たんぱく質は筋肉の維持・成長には欠かせないため、積極的に摂ることをお勧めします。腹持ちも良いため、間食などついつい食べてしまうような余分なカロリー摂取の防止にも繋がります。

さらに、たんぱく質はあらゆる細胞の源です。筋肉だけではなく髪や肌、爪、内臓などの材料にもなります。つまり、肉や魚などからしっかりたんぱく質を摂取することで生き生きとした生活の維持にも貢献します。

なお、たんぱく質摂取量の目安は一般の方は体重×1g、運動習慣のある方やトレーニングをしている方は体重×2g以上とると良いでしょう。

例:体重70kgの人の場合
運動習慣のない人・・・70×1g=1日70g
運動習慣のある人・・・70×2g=1日140g

さいごに

今回は「正月太り」と題してダイエットのコツについてご紹介しましたが、これらのテクニックは普段から使える、そして元トレーナーの私も実際に行っているものです。是非とも活用して頂ければと思います。