周りの子に比べて小さいけど大丈夫かな、もっと大きかったレギュラーになれるのに成長スピードが異なるお子様はたくさんの悩みがあると思います。そんなときにプロテインやサプリメントを飲ませてみようかなと思っているお父さん、お母さんのために子供にサプリメントを飲ませてもいいのか解説していきたいと思います。

サプリメントは薬ではなく食品です!

サプリメントは食品なので、薬のように、一日何錠といった規定はありません。また、子供が飲んでもいけないという規定がありません。それでは子供が飲んでいいのか?いけないのか?あるいは飲むのであればどうやって飲めばいいのでしょうか?という疑問をお持ちの方はたくさんおられると思います。

プロテインを例に考えた場合、プロテインはたんぱく質を精製して取り出したものですから、子供が飲むのは一向に構いません。しかし当、大人比べて筋肉量や内臓も成長過程にあるわけですから、摂取量に関しては調整する必要があります。年齢や体格にもよりますが、一般的にパッケージに記載されている量の2分の1~3分の1くらいの量を目安にするといいかと思います。

アミノ酸も同様ですが、特に小学生が単独でアミノ酸を摂取しなくても、スポーツドリンクに含まれている程度の摂取でいいでしょう。漢方やハーブ系などについては最低でも身体が出来上がった18歳あたりまでは必要ないのではないかと思います。ドラックストアやスポーツ店などでジュニア用プロテインなど子供向けのサプリメントが販売されていますが、特別な素材を使っているわけではなく、子供に必要な栄養素、ミネラルや糖質を加え、配合量を大人向けより少なくしたりといった具合です。

 成長期のこどもがサプリメントを飲む上で大切なこと

一番大切なのは、プロテインを飲んでいるから食事を少なくしていいとか朝ごはんをプロテインだけにするなど、食事を疎かにしないことです。周りに比べて小さいこどもは、この当たり前のことがなかなかできていないケースが多いです。