定年』この言葉の意味を真の意味で理解して自分事として捉えることができるのは、今まさに『その時』を迎えておられる方だけなのではないでしょうか。

もしくは、「あと数年で…」と危機感?を覚えておられる方も中にはおられるでしょう。定年後の過ごし方について、それはそれは様々な見解がなされています。定年後~15年を『黄金の15年』と称することもあるくらい。

今回は、そんな定年後の期間をどうすれば謳歌することが出来るのかを、『健康』というキーワードに絞って皆さんにご紹介出来ればと思います。

あなたは健康ですか?

健康寿命』という言葉をご存じでしょうか?

日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命を維持し、自立した生活ができる生存期間”のことで、要は健康な状態でどれだけ長生きが出来るの?ということになります。「あなたは健康ですか?」と聞くと大抵の方は「健康です」とお答えになられます。

しかし、「本当に健康的な生活を送っていますか?」と改めて聞くと、「いや…」と皆さん一様にして回答が似通るんです。

では、何が一体引っかかっているのでしょうか?それはズバリ、食事運動です。むしろ、この2つがしっかりとしている方は、自信を持って「健康です」とお答えになられます。

また、この食事と運動がもたらす健康寿命への影響は、控えめに言ってバカになりません。

では、どのような食事が健康なのか?どのような運動をしていれば健康なのか?今回は特に食事に絞って詳しく掘り下げていきましょう。

その食事は本当に健康的?

一汁三菜を心がけましょう」こんな言葉を健康診断や病院で耳にしたことはないでしょうか。半分正解で半分惜しい…としておきましょう。間違いではありません。

今、トレーニングの現場でも介護の現場でも、共通して叫ばれている問題があります。

高齢者のたんぱく質摂取量が足りない!

たんぱく質が足りていないんです。今この時点でハッとされた方はかなり勘の良い方です。

皆さん、たんぱく質って何か分かりますか?この世には3大栄養素という言葉がありまして、炭水化物脂質たんぱく質の3つで構成されています。その1つであるたんぱく質は主に血液や体内の臓器、爪や髪の毛、お肌や筋肉を形成する役割をもつ大事な大事な栄養素なんです。そんな大事な栄養素が足りていない、しかもこれから大事な黄金の15年を過ごそうとしている方が特に足りていない…これは大問題です。

どうすればたんぱく質が補えるのか?

お肉やお魚を毎日お食べください。たったそれだけです。たったそれだけですが、これがなかなか難しいのも事実です。そんな時に是非ともプロテインを活用していただきたいのです。

プロテインという健康補助食品

この数年でプロテインの認知はここ日本でもかなり広まったと感じておりますが、それはダイエットやトレーニングなどに取り組まれる一部の層に限られます。しかし、プロテインの本来の位置づけは『健康補助食品』です。なにもトレーニングをする筋肉隆々の方々のものだけではないのです。

また、「プロテインはなんだか身体に悪そう」と思われる方も中にはおられるかもしれません。

しかし、今や介護施設で牛乳の代わりに提供されたり、お医者様が是非とも飲むべきだと勧めるぐらいなんです。

プロテインの役割を簡単にまとめるとこうなります。

  • 1食で約20gのたんぱく質が摂取できる(お肉100g相当)
  • ドリンクタイプのため吸収が早い
  • 筋肉の合成を高め、分解を防ぐ
  • 余分なカロリーを抑えながらたんぱく質だけを確実に摂取することができる

いかがでしょう?身体に悪そうな感じはしますか?むしろ、飲まないといけない気がしてきませんか?この先、プロテインはあなたの生活の様々なシーンで必ず目にする無くてはならないものに必ずなることでしょう。

おわりに

何かを始めるのに、「遅すぎた」と後悔することはあっても、「早すぎた」と嘆くことは少ないでしょう。もしも今この記事を読まれているあなたが1日に必要なたんぱく質を食事から十分に補えているのであれば、無理にプロテインを飲む必要はないでしょう。

しかし、私はそんな方をこれまでに見たことがありません。皆さんのより良い健康をお祈りして、本日はここらへんで終わりにしたいと思います。