プロテインはたんぱく質を補う上でとても便利なサプリメントです。プロテインを溶かして、一気に飲み切れればよいのですが、意外と量が多くて一度に大量に飲めない方や、作るのが面倒でまとめて大量に作っているという方がいらっしゃるかもしれません。実際にプロテインを作り置きしてもいいのでしょうか?今回はプロテインの作り置きについて解説したいと思います。

プロテインについて

市販されているプロテインは粉末状でシェイカーにお水を溶かして飲むタイプが多いです。成分はメーカーにより異なり、炭水化物が多いもの、ビタミンが含まれているもの様々です。

プロテインの作り置きについて

粉末状のプロテインの作り置きは基本的におすすめしません。必ず一回に飲み切れる量を作るようにしましょう。飲み切れずに残ってしまったものは処分してください。理由としては、プロテインを作った後に長時間放置すると、雑菌や微生物が発生しやすくなるからです。細菌は30度~40度で急速に繁殖して、水分とタンパク質や糖質などの栄養を非常に好みます。プロテインはタンパク質と糖質を含み、水分を加え作ります。これに保冷のできない状況が重なると、上記の要件をすべて満たしてしまうことになりますので気をつけましょう。プロテインの鉄則は「飲む直前に、飲む分だけ作り、すぐに飲み切ること」です。繰り返しにはなりますが、プロテインは作り置きしないようにしましょう。もちろん、賞味期限の確認もお忘れなく。記載されている賞味期限は粉末状態での期限です。開封後はできるだけ早く使い切るようにしましょう。

そのほかにすでに液体上になっているドリンクタイプ、固形状のバーなどの製品があります。加工済みの製品に関しては、保存のために添加物や酸化防止剤が含まれていたりします。これらはパッケージに記載されている保存方法を守り、賞味期限内であれば特に問題はありません。

そんなことを言っても一度に飲みきれない

一度に飲みきれない場合は一度の量を減らしてこまめに飲むようにしましょう。一日2回飲んでいたのを半分にして一日4回飲むような形です。

出先でプロテインを飲む場合

出先でプロテインを摂取したい方は、1日の必要量を一気に自宅で作るのではなく、粉末状のプロテインを密封できる保存容器に小分けにして持ち運び、飲む直前にシェイクしましょう。

まとめ

プロテインはタンパク質を中心とした健康補助食品です。あくまでプロテインは「食品」ですので、一定の時間が経てば雑菌や微生物が発生します。これはプロテインに限ったことではなく、他の食品にもいえることです。適切な環境で保管して、その都度飲み切るようにしましょう。