誤解の多いサプリメントの中でも圧倒的に誤解が多いプロテイン。この記事を読んでくださっている皆様はプロテインのことをどう思われていますでしょうか。プロテインは「不味い」に始まって、「太る」「勝手に筋肉がつく」「背が止まる」「運動しないと飲んではいけない」なんていう意見が多いように感じします。中には内臓を壊す、病気なるという人もいます。
不味いという意見はプロテイン創世記の大豆原料としたプロテインの印象がそのまま伝承されているのだと思います。私も15年ほど前からプロテインを飲み始めましたが、そのころも今と比べるとすごく不味かったです。
しかし、プロテインを飲むと背が伸びなくいというのは、単にイメージが独り歩きした以外の何物でもありません。

そんな誤解だらけのサプリメント、プロテインでありますが、プロテインにそんなデメリットはありません。

そもそもプロテインとは?

様々なサプリメントが存在する中、プロテインこそがキング・オブ・サプリメントといえるでしょう。
プロテインは限りなくタンパク質を摂取するための食品です。タンパク質は体の材料であって、皮膚も髪の毛も血液も骨もタンパク質が材料となって出来ています。とりわけ筋肉は、タンパク質の塊みたいなものです。
タンパク質は、三大栄養素である人間が欠かすことのできない栄養素の一つですが、二つ大きな特徴があります。
一つはセットで脂質がついてくること。そしてもう一つは腐ることです。
鶏のササミやマグロの赤身、脂質が極端に少ない食材もありますが、通常タンパク質を含む肉、魚、豆類は脂質も含むことになります。
そしてもう一つの特徴は腐るということですが、この腐るという現象は、細菌等の微生物がタンパク質などの窒素を含んだ有機物を分解することによって起きます。
ですから鮮度の高い状態でない限りはタンパク質は調理が必要となり、焼いたり、煮たりと過熱をしなくてはならないのです。
これを言い換えれば、タンパク質を摂るという行為は、脂質をある程度覚悟しなければならないことと
調理という手間がかかるということです。

しかし、筋肉の材料であるタンパク質を十分に摂取したい。こんなわがままを叶えてくれているのが、サプリメントとしてのプロテインに他なりません。プロテインを一言で表すのならば究極の高タンパク・低脂質食品と言えるでしょう。

終わりに

昔と比べてプロテインは本当に美味しくなりました。あくまでプロテインはタンパク質だけを摂るためのサプリメントです。飲んだだけで筋肉が付くわけでもなく、背が止まるなんてありえません。
プロテインの正しい知識を身に着け、プロテインを試してみてください。