ダイエットはほとんどの方が経験しているのではないでしょうか。最初のころはみるみると体重が落ちていたが途中から全く落ちなくなってしまったそんな経験をお持ちの方も多いと思います。

今回はどうして体重が落ちなくなるのか紹介していきたいと思います。

体重が落ちなくなる原因は?

私たち人間は、常に環境に適応しようとしています。ダイエットと称した食事制限は、別の見方で考えると飢餓状態を進めていることになります。最初は摂取エネルギーの少なさに、体重を減らすことで体は適応しますが、続けていくと飢餓への対応といして摂取エネルギーが少ないことを前提とする体へと変わります。具体的には代謝を落として消費エネルギーを減らしていく、脂肪が燃えない状態になります。

飢餓状態を防ぐには?

これはダイエットをしている者にとってはありがたくない状態です。そこで、「体を騙す」のです。騙す=チートというと悪い印象かもしれませんが、エネルギーや栄養素はたっぷりと入ってくるよと体を安心させるのです。週に一回(1食)好きなものを食べてみてください。から揚げでも焼肉でもデザートでもなんでも構いません。ただしトータルエネルギーが極端に増えないように気をつけることと夜遅い時間に食事をするのは避けてください。翌日は一瞬体重が増えて心配になるかもしれませんが、翌々日あたりからみるみると面白いように体重が減り始めます。代謝があがったためこのようなことが起きるのです。

ボディビルダーや減量をするアスリートも「チートデイ」と呼んで、この方法を用います。

試す価値はある!

本当に好きなものを食べても大丈夫なの?ダイエットを本格的にやる者としてはかなり勇気のいる方法かもしれませんが、代謝を上げる方法では試す価値はあります。

精神的にも、週に一回は好きなものが食べられるので安定します。

サラリーマンやOLの場合、オフィシャル飲み会などはチートデイと割り切って思いっきり楽しむのもありかもしれません。