捻挫、肉離れ、テニス肘、関節炎などなど・・・これらはスポーツにおける代表的な障害です。このいずれも筋肉や靭帯などを酷使した結果起きるものです。

トレーニングをされる方・・・とくにボディビルダー・フィジーカーなど特にハードなトレーニングを重ねるとこのような故障が発生する可能性が高くなります。

そうしたときはトレーニング強度が落ちてしまったり、休んでしまったりなどします、

関節の治療には、薬物による療法から、装具療法や手術などがありますが、これらはかなりハードルの高い治療でしょう。

近年の欧米では関節に必要な成分を摂取し、関節の軟骨部分の摩耗を防ぐという治療法も主流となり、日本でもサプリメントという形で一般的に定着してきています。

本記事においても、サプリメントとしての関節成分の摂取方法を考えていきましょう。

関節は主にコラーゲンとプロテオグリカンというアミノ糖で構成されています。ですので、サプリメントでこの材料を補充していくのが良いでしょう。

コラーゲン

コラーゲンとは動物の真皮、腱、靭帯そして軟骨などを形成するタンパク質の一種です。コラーゲンは摂取されると体内で、アミノ酸の状態で吸収され、各組織でコラーゲンとして再合成されます。ですのでタンパク質を摂取してもコラーゲンは生成されるのですが、コラーゲンをとカゼインを摂取した際のコラーゲン生成量の比較実験の結果、コラーゲンを摂取したほうが生成量が多いという結果が出ましたので、コラーゲンを摂取するほうがいいでしょう。摂取量としては3000mgです。またビタミンCをコラーゲンとともに摂取したほうが生成量は多いという研究結果もあります。

グルコサミン

グルコサミンはカニなどの甲殻類に多く含まれており、軟骨を作るための栄養素になっています。グルコサミンを摂取した際の実験は多数行われており、信憑性はかなり高いです。一日1500mgのグルコサミンを摂取しましょう。

関節の悩みは深刻

関節の痛みは多くのアスリートの悩みであり、深刻になれば大会出場の断念したり、引退を決意する要因にもなりうるもの。

選手生命を脅かしかねない要因になりますので、「今は痛くないから大丈夫」という人でも関節へのケアを怠らないことが、今後の人生に大きくか関わってくるのではないのでしょうか?