最近、ホエイペプチドなどペプチドという文字を目にしたことはありませんか。

そもそもペプチドって何?アミノ酸と何が違うのと思っている方もおられると思いますので、

解説していきたいと思います。

ペプチドとは?

ペプチドとはアミノ酸がつながったものを指します。ところがアミノ酸が2個つながったものも、

20個つながったものもどちらもペプチドと呼ぶので、定義として曖昧なところがあります。

用語では2個つながったものをジ・ペプチド、3個つながったものをトリ・ペプチド、そして10までのものはオリゴペプチドと呼んでいます。

ちなみにたんぱく質はアミノ酸が約100個以上つながった状態なので、それまでの状態はすべてペプチドで分類されます。

アミノ酸よりペプチドの方が吸収が速い?

ペプチドの方がアミノ酸より吸収が速いという話をよく聞きますが、

この場合はペプチドはジ2個、もしくはトリ3個の状態のものを指します。たんぱく質が分解されてアミノ酸として吸収されますが、アミノ酸として吸収する穴とペプチドとして吸収される穴が別に存在すると言われているからです。したがって、ペプチドを摂取した場合は、そのままペプチドとして吸収されるもの、そのペプチドが分解されてアミノ酸として吸収される場合もあります。そうなってくるとペプチドの方が吸収の効率がいいということになります。しかし、ペプチドは同じアミノ酸同士が繋がっているわけではないので、摂りたいアミノ酸だけを摂取する場合はアミノ酸が良いと言えます。

終わりに

ペプチドとアミノ酸、どちらも素晴らしいものなのでどちらがいいというのはありませんが、

ペプチドやアミノ酸のメリット、デメリットを知っておくことで、最大限のサプリメントの効果を期待できます。一つ一つあなたにあったサプリメントの摂取を心がけるようにしましょう。