ビタミンCは水溶性のビタミンで、日常生活でもっとも名前を聞く機会の多いビタミンではないでしょうか。
そんなビタミンCは役割もすごく大きく、酸化還元機能をもちます。
とはいえ、私たちはビタミンCを体内でつくることができません。
だからこそ、果実や野菜などの食品、サプリメントから摂取することが必要なので、
ビタミンCの役割を解説していきたい思います。
ビタミンCの役割は?
まず1つには抗酸化物質としての役割で、非常に強力な抗酸化作用を持ちます。そのため、脂溶性のビタミンEと摂取することで最強の抗酸化作用を発揮します。
筋肉をつくることに直接的に影響しない抗酸化物質は意外と見過ごされがちな栄養素ですが、
ただでさえ活性酸素は身体に悪影響を及ぼすのに、身体にストレスがかかると、その発生量が増え、
さらに悪影響を及ぼしてしまいます。
ですので抗酸化物質は必要量を摂るべきです。今日明日に活性酸素の影響はわからなくても、
長期的な影響を考えると必ず対処する必要があります。
もうひとつの役割は腱などの関節組織の生成への影響があります。
コラーゲンやヒアルロン酸の形成などにビタミンCが必要なのです。ですので関節を酷使する方はとても大切な栄養素になります。
さらにビタミンCは身体がストレスを受けると大量に消費されます。激しい運動する人やと大きなストレスを抱える方は必要量が多くなります。
不足すると壊血病になると言われていますが、現代ではそこまで不足する人は稀です。
ビタミンCが多く含まれる食品
- 菜の花 130㎎(100g)
- 柿 126㎎(1個)
- ブロッコリー 84㎎(70g) オレンジ 84㎎(1個)
終わりに
ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持を助けるともに抗酸化作用を持つ栄養素です。
よく見る栄養素ではありますが、意外と見過ごされる栄養素でもあります。
万能な栄養素であるので健康的な身体を手に入れるために、しっかりと摂取していきましょう。