ボディビルダー、フィジーカーだけでなく筋トレをする多くの人は、プロテインの日々の摂取が欠かせなくなっています。
今回はそんなトレーニングをする人にとって、馴染み深いサプリメントであるプロテインの最も効率よく筋肉をつけることのできる摂取タイミングをご紹介します。
〇プロテインを飲むべき、効率のいい3つのタイミング
ハードにトレーニングする方ほど、プロテインは1日何度も飲まれるかもしれませんが、飲むタイミングに関しては大体共通したパターンがあります。
①朝食後
夜寝て朝起きるというごく一般的な生活をする場合は、朝食が最も重要度の高い食事です。
なぜなら昨晩の食事が19時~20時、翌朝の食事が7時だとした場合、おおよそ12時間はなにも食べていない状況、つまりある種の飢餓状態となります。
その飢餓状態を打破したうえで、その日の昼食までのエネルギーを含めて栄養素を補給するという役割を担っているので、朝食の重要度は高くなります。
ところが朝は、「時間が足りない」「眠たい」「食欲がない」などなど・・・必ずしも十分な栄養素を補給できる状況にありません。
そんななか多くの人々は「時間をかけず(調理をせずに)に食べれるものを食べよう」と考えます。
しかし手軽な食べ物は、多くの場合は糖質と脂質で構成されています。
つまりエネルギーは十分であっても、たんぱく質が足りないという状態が多いのです。
そんなときに活躍するのがプロテインです。
プロテインは水またはミルクなどにパウダーを混ぜるだけという、あらゆる食べ物の中でも手軽に調理できる食品です。
プロテインなら時間がない朝でも、さっと用意して飲むことは十分に可能です。
手軽に、かつ高たんぱくなプロテインを利用して、タンパク質を補給しましょう。
②トレーニング後
二つ目はトレーニング後です。
この夕イミングはプロテインを飲むゴールデンタイムと呼ばれています。
ウェイトトレーニングによって人間の体内では筋タンパクの合成がスイッチオンとなります。
一方でトレーニングをするとエネルギーを消費するために分解のスイッチもオンとります。
そうすると筋肉が合成と分解の綱引きを始めていることになります。
また、より効率よく筋肉をつけるには、プロテインと糖質を同時に摂取することが重要です。
筋肉の合成を促進させるため、トレーニング直後のプロテイン摂取は非常に貴重なタイミングといえます。
③食間
三つ目は食間(例:午前10時、午後3時など)です。
筋肥大の栄養面からの一つのポイントが血中のアミノ酸濃度になります。
しかし食事からのタンパク質摂取量が足りなかったり、食事の間隔が長いと、血中のアミノ酸濃度は落ちていきます。
そうすると筋肉の合成を促進することはできず、逆に筋肉が減少してしまいます。
そんなとき、食間にプロテインを摂取することで、容易に血中アミノ酸濃度を高めていくことが可能となります。
ですので朝食から昼食の間の午前10時、昼食から夕食の間の午後3時など、
仕事が多忙という人でも、何とか時間を見つけてプロテインを飲んでいただきたいと思います。
〇まとめ
プロテインの飲むタイミングとして ①朝食後 ②トレーニング後 ③食間 が重要である理由をご説明しました。
この3つのタイミングを守れば、あなたの筋トレをサポートすることができるでしょう。