ダイエット中にチョコレートを食べるなどありえない。チョコレートといえば、誰もが甘くて高カロリーのお菓子というイメージを抱きがちです。ところが最近、その健康効果が話題になっているということから腸内環境や脂肪肝の改善、そしてダイエット効果などがあるとわかってきました。

チョコレートで痩せる?!

グラナダ大学の出した研究の結論は「チョコレートを摂取することで全身の体脂肪、特に内臓脂肪を減らすことができる」というものであり、そうであるならダイエット中のチョコレートの摂取は大いに期待ができます。

チョコレートのダイエットに良い成分とは?

チョコレートの中でもダークチョコレートを選ぶのが良いでしょう。ダークチョコレートにはフラボノイドが多く含まれています。フラボノイドとは ポリフェノールの一種で天然に存在する有機化合物群の植物色素の総称です。植物の葉、茎、幹などに含まれており種類は4,000以上あります。最近では人の体の特定の生理調節機能に働きかけるので、機能性成分として注目されています。特にカテキンが含有量がとても高く、緑茶に多く含まれるカテキンにはさまざまな健康要素があることがすでに多くの研究で明らかになっています。

フラボノイドとカテキンの効果は?

カテキンやフラボノイドは寿命を延ばしたり、炎症を抑制する働きが認められており、いずれも内臓脂肪の減少に役立つことです。さらにカテキンはストレスホルモンのコルチゾールにも作用し、脂肪の貯蔵を促すインスリンにも対処する性質があるため、これも内臓脂肪の減少に役立ちます。だからといって積極的に摂取したり、一度に大量に摂取するのは危険です。事実、研究者たちは適度な量のチョコレートなら健康要素を得ることができるが、大量に摂取すればむしろマイナスになると述べています。

ダイエット中に食べるときのポイント

  • カカオ含有量が60%以上のダークチョコレートを選ぶ
  • 大豆やパーム油、など化学成分が入っているものは避ける
  • 含有されているカカオは天然のものが使われているものを選ぶ
  • 食前に30g程度の食べることで食事量の制限、カロリーの制限に期待ができる

終わりに

いかかでしょうか。ダイエット中は我慢をしていたチョコレートがこれほどの効果が期待できるのです。チョコレートをうまく利用することでダイエットが進むのならこれほどうれしいことはないはずです。