栄養補助食品であるサプリメント。栄養を補助するものだけでなくもう一つの顔があります。

パフォーマンスの向上につながると言われるアミノ酸の摂取方法を紹介したいと思います。

実はもう一つの顔があった。

サプリメントは日本語で表すと「栄養補助食品」。

たんぱく質やビタミンなど、食事のみでは

まかないきれない栄養素を単独で効率よく摂取するために「サプリメント」は存在します。

つまり、「栄養」を「補助」する「食品」ということになります。

日本で売られているサプリメントはすべて食品に分類されており、

イメージはまだまだ薬ぽいイメージを持たれている方は多いですが、

基本的に食品なので用法や用量は特定できません。

今日は野菜が不足しているからビタミンを飲もう、お肉があまり食べれていないからプロテインを飲もうといった具合です。

しかし、栄養を補給するだけでなく、もう一つの概念を持つサプリメントが存在します。

サプリメントを活用することによって、パフォーマンスを寄与させるというものです。

この概念「エルゴジェニックエイド」と呼び、日本語に訳すと「運動量を作りだす助けをするもの」という意味になります。

これに相当する分かりやすい素材として「BCAA」と「クレアチン」が挙げられます。

BCAAを飲むことの体感は

BCAAは必須アミノ酸に属する「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」という3種類のアミノ酸の総称です。

日本語では「分岐鎖アミノ酸」英語ではBranched Chain Amino Acids呼ばれ、英語名の頭文字をとってBCAAと呼ばれています。

特にBCAAは筋肉の主原料となるアミノ酸ということもあり、この3つのアミノ酸だけでいくつかの効果を発揮すると言われています。

1つ目

筋肉の超回復を促進

筋肉の主原料であることから当然、運動などで壊れた筋繊維の修復を早めてくれます。

筋肉の分解の抑制効果と合成促進の効果、両方の効果があるようです。

2つ目

エネルギーとして使われるということです。

通常は炭水化物と脂質がエネルギーの材料として使われるわけですが、

特殊なケースにおいてはBCAAがエネルギー源となることがあります。

その特殊なケースとは体がへとへとに疲れているときです。

グリコーゲンが枯渇して、脂肪燃焼も追いつかない、そんな特殊な状況では血中のBCAAがエネルギー源として大活躍をしてくれます。

3つ目

集中力の維持です。

集中力とは精神的なイメージが強い感じるかもしれませんが、

集中力と血液中のアミノ酸濃度、BCAAの濃度には大きく関係があると言われています。

簡単に説明すると

血液中のBCAA濃度が下がってくると相対的にトリプトファンというアミノ酸が増えた状態になり、

それが脳内でメラトニン→セロトニンというようにリラックス物質と変換されていきます。しかし、リラックス物質はとても大切なものですが、集中したいときには必要ではありません。

集中しなくはいけないときにあくびがでるといった症状がこのケースに該当すると思われます。

こんな時に血液中のBCAA濃度を高めておくことでリラックス物質を抑え、集中力を維持することに期待ができるのです。

クレアチンを飲むことの体感は

クレアチンとは肉や魚の赤身の部分含まれるアミノ酸の一種です。

このクレアチンは体を構成しているアミノ酸ではありません。

しかし体内において骨格筋を中心に様々なところで存在するアミノ酸で

瞬発力などパワーの産出に関係しています。

このクレアチンはサプリメントで摂取することにより、体内のクレアチン濃度は10%上昇すると言われています。

クレアチン濃度が10%上昇することにより、明らかに瞬発的なパワーが上昇します。

私も体感したその一人です。

例えば

ベンチプレス 100kgを5回挙上できる人がクレアチンを摂取することによって

6回~7回まで挙上回数が伸びるといったことがあります。

これは栄養補助食品という範囲を超えて、明らかにクレアチンによって瞬発力が増すという観点から

エルゴジェニックエイドに該当すると思います。

まとめ

栄養補助食品として飲まれていたサプリメントですが、

「エルゴジェニックエイド」速攻で体感ができるという概念を持つサプリメントも存在するので、

上手く活用していただいて、健康的な体を手に入れましょう。