サプリメントを摂取する際、何を基準に購入されていますか?

サプリメントを摂りたいと思ったとき、無数といっていいほど存在するサプリメントの中からどのサプリメントを選べばいいのかすごく悩まれることだと思います。

サプリメントは品質からピンからキリまで値段も数百円から数万円まであります。しかし高いサプリメントほど効果があるとは一概に言えません。確かに高価なサプリメントほど高品質な素材をしようしていることが多いですが、サプリメントを利用する目的を間違えると、せっかく高価なサプリメントも何の役になりません。

そんな無数に存在するサプリメントの中からあなたにあったサプリメントを探しだすためのチェックポイントを紹介していきたいと思います。

良いサプリメントを選ぶためのチェックポイント

  • 成分が明確に表示されているか
  • 原材料は何でできているか
  • 余分な添加物が入っていないか
  • どのような加工方法でつくられいるか
  • 体内で有効に働く工夫がされているか
  • 製品の品質管理は徹底しているか

成分が明確に表示されているか

購入の際には、サプリメントのパッケージに内容成分が表示されているのを必ず確認することです。加工食品には名称・原材料・原料原産地名

・内容量・期限表示・保存方法・原産国名・製造者等の氏名及び住所を等の表示の基準が食品表示法により定められています。

最近では、インターネット上で製品の内容成分をはじめとした詳細な情報を提供している企業もあるので参考にするといいと思います。

製品そのものに自信を持っている企業は情報開示を積極的に行っています。

●原材料は何でできているか

サプリメントには、「自然の素材からそのまま成分を抽出してつくったもの」「自然の素材を発酵してつくったもの」「自然の素材を微生物の働きなどを利用して合成したもの」「化学物質をなどを原料として合成したもの」など様々なものがあります。サプリメントは食品と同じように原材料の表示が食品表示法により義務付けられていますが、原料が天然由来か合成かを表示する義務はありません。一般的には天然由来の方が安全だと思われがちですが、天然のものだと天然に微量に含まれる毒性から、必ず安全ということでもありません。

天然、合成どちらにもメリット、デメリットがあるので、それぞれを踏まえて信頼して長く続けられるものを見つけたいものです。

●余分な添加物が入っていないか

本来、サプリメントは必要な栄養素だけでつくるべきものである。しかしながら、実際には防腐剤、砂糖、スターチ、塩分、麦芽、イースト、コーン、ミルク、大豆抽出物、人口香料、合成着色料などの添加物が含まれています。サプリメントの錠剤の形を作るときは、一般的に材料を固めたり、体積を増やしたりする賦形剤、湿気を防いだり飲みやすくしたりする光沢剤などが必要になる。粗悪なサプリメントの中には8割ほど賦形剤でできていて栄養素がほとんど含まれていないものをあります。高いお金を払って、微々たる栄養素しか含まれないサプリメントを摂取し続けても、効果は期待することはできません。

体内で有効に働く工夫がされているか

栄養素以外に賦形剤などの物質を必要以上に使用しているものは粗悪品といっていいでしょう。ただでさえ一粒に含まれる栄養素は少ないのに

吸収される栄養素は微々たるものです。高品質のサプリメントは体内に十分に吸収され、有効活用するよう工夫されている。

また、栄養素は一般的に単体では体内に吸収されにくく、ほかの栄養素との相互作用によって、はじめて働くようにできている。

つまり、ほかの様々な栄養素が組み合わされた総合的なサプリメントを選ぶのがいいでしょう。

●製品の管理は徹底されているのか

サプリメント製品にとって大切なのは、きちんと品質管理がされているかどうかです。いうまでもなく、人間の口に入るものなので、清潔できちんと品質管理されているメーカーの製品を選ぶ必要があります。

メーカーによっては製造段階を専門業者に委託しているところもありますが、その後の製品管理はメーカーの問題です。良いサプリメントを見分ける判断材料としては自社工場にて製造していること、GMPのような第三者の機関によって定期的な品質管理チェック受けていることが挙げられます。品質が保たれず、長期間保存された原材料は酸化したり、腐ったり、カビが生えたりするこも十分にありえる。

何か月も日の当たる店頭に並んでいた製品は倉庫に長い時間眠っていた製品は選ぶべきではないでしょう。

終わりに

サプリメント製品を選ぶときは、これらのポイントをしっかりとチェックし、自分の目的と健康状態に合致した良質なサプリメントを利用すべきです。値段やうたい文句に惑わされることなく、良質なサプリメントを選ぶ目を養ってみてはいかがでしょうか。